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新橋観音堂の石造物群

  • [2013年4月18日]
  • ID:1192

市指定有形文化財【美術工芸品】

新橋観音堂の石造物群(にっぱしかんのんどうのせきぞうぶつぐん)

【写真】新橋観音堂の石造物群

富里市新橋245-1

奥左 下総型板碑
奥右 馬頭観音像塔(文化4年)
手前左 馬頭観音像塔(安永2年)
中央 馬頭観音像塔(延亨元年)
手前右 十五夜講塔

新橋観音堂の石造物群は、馬頭観音像塔(ばとうかんのんぞうとう)3基、十五夜講塔(じゅうごやこうとう)1基、下総型板碑(しもうさがたいたび)1基で構成されています。

馬頭観音像塔は、それぞれ延亨元(えんきょうがん)(1744)年、安永2(1773)年、文化4(1807)年に造立されたもので、光背型(こうはいがた)の半肉彫りによる像塔です。市内には16基の馬頭観音像塔が確認されていますが、延亨元年のものは市内で最も古いものであり、富里での馬頭観音信仰の始まりを考える上で重要です。また、観音堂の本尊が馬頭観音であることを踏まえると、これら3基の馬頭観音は富里市の馬頭観音信仰を考える上で貴重な資料です。

十五夜講塔は市内で唯一、新橋観音堂境内のみで確認されています。高さは50.5cmを測り、光背型で右手に錫杖(しゃくじょう)、左手に宝珠(ほうじゅ)を持つ延命地蔵菩薩の立像が半肉彫りされ、正面には「奉供養十五夜講成就之攸 延亨四丁卯十月 善男女」と「願主浄順」の銘文が見られます。本市の十五夜講の存在を裏付ける貴重な資料です。

下総型板碑は絹雲母片岩(きぬうんもへんがん)の1枚岩を利用した「石製塔婆」であり、高さ110cm、幅65cmを測ります。
正面中央にはキリーク(阿弥陀如来)、その左下にはサ(観音菩薩)、右下にはサク(勢至菩薩(せしぼさつ))の種子(しゅじ)が刻まれ、その左右の縁近くには各五種子が刻まれていますが、向かって右側の種子(バン=大日如来(だいにちにょらい)、バイ=薬師如来、カ=地蔵菩薩、マン=文殊菩薩(もんじゅぼさつ)、カーン=不動明王)のみが判読されます。銘文には「孝子等敬白(こうしとうけいびゃく)」の字句があり、亡き親の追善供養(ついぜんくよう)のために遺子(いし)達が造立したものであることがわかります。

本市以南においては、下総型板碑の造立例は確認されていないことから、下総型板碑の分布南限を示す貴重な例といえます。

お問い合わせ

富里市役所 (法人番号1000020122335)教育部生涯学習課

電話: (中央公民館) 0476-92-1211 (社会教育班)0476-93-7641 (文化資源活用室) 0476-93-7641 (スポーツ振興室) 0476-92-1597

ファクス: (中央公民館/社会教育班/文化資源活用室) 0476-91-1020 (スポーツ振興室) 0476-93-9640

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