通年手に入れやすい野菜で、煮物にしたり薬味にしたりと、さまざまな調理法があるため季節に応じた食べ方を楽しめます。特に冬の時期の大根は甘みが増してくるのが特徴で、煮物やおでんなどに向いています。春の七草のひとつに「すずしろ」と数えられることからも日本の食卓との深い関わりが伺えます。

2022年の大根収穫量(2022年8月31日農林水産省)

1位：千葉県

2位：北海道

3位：青森県

水分ばかりで栄養が少ないというイメージですが、ビタミンやミネラルのほか、消化を助ける成分なども豊富です。代表的な栄養素として、ビタミンCは免疫機能を高める効果があり、大根の皮の部分に多く含まれています。その他にカリウムや食物繊維も豊富です。

大根の葉は調理に使わず捨てられがちですが、緑黄色野菜に分類される大根の葉はビタミンやカルシウム、鉄分など、ミネラルも豊富です。

1. 大根は3cm幅の輪切りにして皮をむく。
2. 耐熱容器に大根を並べ、かぶるくらいの水を入れて600wのレンジで7から10分加熱する。粗熱を取り、水気をふき取る。
3. 2に薄力粉、溶き卵、パン粉をつけ、油で4分程度揚げる。
4. ●の調味料を混ぜソースを作り、つけて食べる。

★1人分213Kcal／塩分0．5g

1. 大根は5cm程度の長さに細切りにする。
2. ごま油で大根を炒め、さっと油が回ったら焼き色をつけるためにあまり触りすぎずに炒める。
3. 焼き色がついたら、塩昆布を入れて混ぜる。
4. 器に盛り万能ねぎを散らす。

★1人分29Kcal／塩分0．4g

1. 葉は洗って細かく刻む。
2. フライパンは熱してごま油を入れ、刻んだ葉を強火で炒める。
3. しんなりしたら、●の調味料を入れる。
4. 仕上げにかつお節と白ごまを入れて、さっと絡める。

★1人分36Kcal／塩分1．5g