成田市の市町村合併に関する基本的な考え方
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市町村合併議論の必要性及び背景
市町村合併議論の必要性及び背景としましては、分権型社会への対応や行財政基盤の強化、日常生活圏の拡大、産業の振興、社会基盤の整備などが挙げられます。
また、成田市においては、地域間競争の時代を迎え、国際空港都市としての「格」の向上、一体的な騒音対策や土地利用策、空港及び周辺地域の潜在力の活用、交通網の整備などの課題への対応の視点からも合併議論への展開が考えられます。
市町村合併については、避けては通れない大変重要な行政課題の一つであると認識しております。

枠組み
市町村合併を考えるとき、まずは、日常生活圏の一体性が挙げられ、また、航空機による騒音対策等の共通する行政課題もあり、空港と地域が共存する以上、空港圏との結びつきも考えられます。
この中で、成田に隣接する「生活圏」と「空港圏」の合致する地域であります成田市・富里市・下総町・大栄町・多古町・芝山町の2市4町を現時点の最大の枠組みと考えるものであります。
なお、枠組み内の合併協議の方式につきましては、関係市町との協議の進展や市民・議会の意向等によりますが、個別協議の場を設定することなども検討して参りたいと存じます。

合併方式
「新設合併」と「編入合併」の二つの方式がありますが、周辺市町と財政状況や行政サービスの状況を比較しますと大きな較差があり、一般的に言われております市町村合併の必然性は周辺市町と比べて高いものとは言えない状況にあります。
このような中で、成田市にとりましては「編入合併」は、合併議論を進めるうえでの前提条件という考え方であります。

取り組みスケジュール
将来に禍根を残さないよう、また、地域の特性であります空港と地域の共生の観点から地域の将来を見据え、合併特例法の期限を可能な限り視野に入れながら、合併議論を展開すべく最大限努力していくことが、成田地域の中心都市としての立場から望ましいものと考えております。

市民の意向集約の方法
市民への的確な情報提供に努めるとともに、きめ細かなタウンミーティングの開催や市民アンケートなどを実施し、市民の意向集約に努めてまいりたいと存じます。

成田市の示した最大の枠組み
- 2市4町
(富里市、成田市、下総町、大栄町、多古町、芝山町) - 人口
約19.3万人 - 面積
約384k平方メートル
*特例市(20万人)の要件を満たすことが期待できる。

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