相談事例
事例1
困っている人の役に立つと言われ訪問を承諾したが、とにかく家に上がろうとする。
事例2
断ってもしつこく勧誘され、長く話し込んで個人情報を話してしまった。
事例3
皿だけのはずが、売るつもりのない貴金属まで強引に買い取られてしまった。
相談事例から見る特徴と問題点
- 電話であの手この手で来訪の承諾を得ようとする。
- 突然訪問してきてしつこく勧誘、とにかく家に上がろうとする。
- 購入業者名や、どの種類の物品について訪問購入するか告げていない。
- 売るつもりがなかった物品も強引に買い取られる。
- 物品名や価格を具体的に記載した書面を渡されない。
- 消費者はクーリング・オフ期間中、物品の引き渡しを拒むことができることを伝えていない。
アドバイス
- 購入業者から電話がかかってきても、安易に訪問を承諾しないようにしましょう。
- 突然訪問してきた購入業者は家に入れないようにしましょう。
- 事前に、購入業者の名称、買い取ってもらう物品の対象をしっかりと確認しましょう。
- 買取の勧誘を承諾していない貴金属の売却を迫られたら、きっぱりと断りましょう。
- 購入業者から交付された書面をしっかりと確認しましょう。
- クーリング・オフ期間内は、購入業者に物品の引き渡しを拒むことができます。
- トラブルになった場合や不安がある場合は、消費生活センターに相談しましょう。