富里市まちづくり市民会議(第4回)の記録≪要約≫
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平成21年9月25日(金曜)、午後7時より、第4回目の「富里市まちづくり市民会議」が開催されました。

座長あいさつ

座長あいさつ
「本日は、これまで検討されている内容について、委員全員で意見交換を行うことで検討状況の確認をするとともに、共通認識を図るために中間発表会を行います。
また、関谷先生よりアドバイスをいただき、提言書作成につなげたいと思います。」

ワークショップ
これまで検討してきた内容を、発表用のシート(模造紙)に整理しました。





中間発表会

まちづくり班の意見ポイント

- 産業の自立できるまち
- 公務員の意識革命
- 日本一の野菜文化を創ろう
- 馬の文化
- 子どもやお年寄りが安心して暮らせるまち
- 交通死亡事故ゼロのまち
- 農+工+商+観光(農商工連携の複合施設)

くらしづくり班の意見ポイント

- 教育の向上に高齢者を活用する
- 小中学校においてリサイクルを活発にする
- 子育ての支援
- 空き教室等を活用する
- 保健推進員、医療機関、行政で健康推進会議(仮称)設置、情報の提供
- 乳幼児の救急病院
- 夜間の緊急病患者の対応
- 一人暮らし障害者支援マップ
- 医療機関への交通手段の充実

関谷先生からのアドバイス

関谷昇・千葉大学准教授

まちづくり班へ
産業の自立ということがありましたが、富里市として地産地消を考える場合、どのような可能性があるのかをもう少し掘り下げて議論されても良いと思います。
農業文化という事もありましたが、女性が主役というお話しもあり、そこから更に掘り下げていけるのではないかと思いました。香取市の「佐原おかみさん会」が「おもてなし」をキーワードとして、多くの人に来ていただき、交流が持てるまちづくりをしているそうです。
農業というところから、富里としての可能性はどういうものがあるのか、いろいろな市民としてのアイデアを掘り下げて行けば面白いと思います。

くらしづくり班へ
広い意味での福祉というものが、暮らしのベースにあるのだと思いました。
福祉というものを暮らしのベースに置くと考えた場合に、産業にしても、あらゆることを福祉をベースに考えてみる。また、福祉のどこに力点を置くか、他人に優しい、弱者に優しい、そのような切り口で考えてみる。そこに広がりがあると思います。
健康づくりのお話がありましたが、今後65歳以上の人口が増えます。「健康づくり」が同時に「生きがいづくり」になり、「生きがいづくり」が同時に「子育て支援」につながる。そのようなアイデアの広がりがあればと思います。

全体に共通として
行政がすべきことと市民ができることを分けて検討されていることは良いことです。
分野を超えて、それぞれのテーマに捉われず、一石二鳥、一石三鳥などのアイデアをさらに検討されてはいかがでしょう。
最後に、まちづくり・くらしづくりを市民ベースに盛り上げて行く場合に重要になるのが「求心力」です。例えば、我孫子市は手賀沼を一つの求心力とし、山武市では杉としています。
富里市の場合、求心力は何かを考えていただくと、また別の角度からアイデアが出てくると思います。
※次回は、平成21年10月27日(火曜)午後7時より、富里市役所分庁舎2階大会議室にて開催
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