ストレスを風船に例えてみると、風船を指で押さえる力を「ストレッサー」といい、ストレッサーによって風船が歪んだ状態を「ストレス反応」といいます。さまざまな刺激によって、こころや体に生じたさまざまな反応を「ストレス反応」といいます。
(ストレッサーの種類)
●物理的ストレッサー:寒さ、暑さ、騒音、混雑、など
●化学的ストレッサー:公害物質、薬物、酸素欠乏・過剰、一酸化炭素など
●心理・社会的ストレッサー:人間関係や仕事上の問題、家庭の問題など
(ストレス反応)
ストレス反応は、心理面、身体面、行動面の3つに分けることができます。
●心理面:活気の低下、イライラ、不安、抑うつ(気分が落ち込み、興味、関心の低下)、意欲の低下、緊張など
●身体面:体の節々の痛みや頭痛、肩こり、腰痛、眼精疲労、動悸、息切れ、胃痛、食欲低下、過食、便秘や下痢、不眠、血圧上昇など
●行動面:飲酒量や喫煙の増加、仕事でのミスや事故、作業効率の低下、ヒヤリハットの増加など
ストレスは、ストレスと感じていないと思ったり自分では気づかないことも多くあります。自分の心のサインに耳を傾けてみましょう。また、あなたの周りの人が気づくこともあります。次のような変化に気づいたら、早めの対処が必要です。
自分が気づく変化
周囲の人が気づく変化
以下のような症状が2週間以上続く場合には、「うつ」が疑われます。心療内科やメンタルクリニック等に早めに受診することをおすすめします。
うつの自己チェック
1 毎日の生活に充実感がない
2 これまでは楽しんでやれていたことが、たのしめなくなった
3 以前は楽にできていたことが、今はおっくうに感じられる
4 自分が役立つ人間だとは思えない
5 わけもなく疲れたような感じがする
判断方法
上記にあげた状態のうち「2項目以上」が「2週間以上」、ほとんど毎日続いていて、そのためにつらい気持ちになったり、毎日の生活に支障が出でいる場合にはうつ病の可能性があります。健康福祉センター(保健所)、精神保健福祉センターなどに相談してください。このほか、眠れない、食欲がない、頭が重い、などといった身体症状があり検査しても異常がなかったり治療しても改善しないときは、うつ病の可能性も考えてみてください。
富里市役所 (法人番号1000020122335)健康福祉部健康推進課
電話: (成人保健班/母子保健班/感染症予防班) 0476-93-4121
ファクス: 0476-93-2422
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