禁煙にチャレンジ!
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毎年5月31日は世界禁煙デー!
5月31日はWHO(世界保健機関)により定められた「世界禁煙デー」です。また、5月31日から6月6日までの期間は厚生労働省が定める「禁煙週間」です。是非、この機会に禁煙に取り組んでみませんか?
詳しい情報は、「世界禁煙デー 世界のみんなと一緒に禁煙を始めよう。」(別ウインドウで開く)をご覧ください。

禁煙によるメリット
- 「今さら禁煙してもムダ」と考えていませんか?そんなことはありません!!
- 禁煙すると、ほんの数時間で健康上のメリットが得られます。また、心臓発作の発症後に禁煙すれば、次の発作が起きる可能性を50%低下させます。
- 今からでも禁煙にチャレンジしてみませんか。
- 禁煙したいけど難しい方は、医師などの専門家にご相談ください。
時間経過 | 効果 |
---|---|
20分以内 | 心拍数と血圧が低下 |
12時間 | 血中一酸化炭素が低下し正常値になる |
2週間から12週間 | 肺機能が高まる |
1か月から9か月 | 咳や息切れが減る |
1年 | 冠動脈性心疾患のリスクが喫煙者の半分になる |
5年 | 禁煙後5から15年で脳卒中のリスクが非喫煙者と同じになる |
10年 | 肺がんのリスクが喫煙者の約半分に低下、口腔、咽頭、食道、膀胱すい臓がんのリスクが低下 |
15年 | 冠動脈性心疾患のリスクが非喫煙者と同じになる |
禁煙の時期 | メリット |
---|---|
30歳ごろ | 寿命が10年長くなる |
40歳ごろ | 寿命が9年長くなる |
50歳ごろ | 寿命が6年長くなる |
60歳ごろ | 寿命が3年長くなる |

禁煙の治療
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たばこの依存が強い人が確実に禁煙するためには、行動療法および薬物療法による治療が効果的です。
禁煙治療(5回の診察すべて)を受けた人は、治療終了時で約75%、治療9か月後でも約50%の人が禁煙に成功しています。

治療にかかる費用
- 日本では要件を満たす場合、禁煙治療は保険適用となっています。未成年者や、若者の喫煙者も保険適用の対象です。また、加熱式たばこを使用している喫煙者も対象となっています(2020年4月1日より保険適用)。
- 禁煙治療は12週間を基本とし、その間に5回の診察を受けます。
- 自己負担3割の場合、5回の診療の費用は1万3000円から2万円程度で、治療期間中たばこを1日1箱ずつ吸い続ける金額よりも安くなります。

※1)加熱式たばこのみの使用者で、かつ、呼気一酸化炭素濃度の上昇がみられなかった喫煙者については、再診での呼気一酸化炭素濃度測定を省略できます。
※2)患者の同意があれば、初回から5回目までの一連の診療報酬を、初回に一括計上する仕組みも導入されました。
参考:国立がん研究センターがん情報サービスより作成

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