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令和3年度若者プロジェクトチームによるまちづくり

  • [2022年4月27日]
  • ID:12451

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若者プロジェクトチームによるまちづくり

第2次富里市協働のまちづくり推進計画の実行計画に基づき、若者が地域課題の解決及び持続可能な開発目標(SⅮGs)の達成の向けて、セミナーなどを通じ、まちづくりに参加することにより、地域に誇りと愛着をもち、持続可能な自立したまちづくりにつなげることを目的として事業を展開しています。

令和3年度は、中学生から大学生までの16名の若者たちが、第1期若者プロジェクトチームメンバーとして、地域課題の解決と持続可能な開発目標(SⅮGs)の達成に向けて、活動しました。

令和4年度若者プロジェクトチームによるまちづくりは、こちらをクリックしてください。(別ウインドウで開く)

添付ファイル

「若者プロジェクトチーム活動記録展」を開催しました

令和3年度に実施しました若者プロジェクトチーム事業の活動記録展を令和4年3月5日(土曜日)から3月25日(金曜日)まで、とみさと市民活動サポートセンターを会場に開催しました。

来場者アンケートの結果を見ますと、若者たちがまちづくりに参加することについて、多くの方々が良いと思うとの回答をいただき、若者プロジェクトチーム活動に協力・支援することは可能かとの問いに対し、多くの方々の賛同をいただきました。

若者たちに取り組んでもらいたい地域課題については、環境問題、コミュニティの活性化、福祉について、交通安全、空き家の活用方法など幅広い分野の課題が挙げられ、若者たちが地域に必要とされていることが伝わってきました。

活動記録とともに、SDGs目標を掲示した会場内

第16回 若者プロジェクトチーム活動(活動報告会)

第16回の活動は、2月19日(土曜日)に開催しました。活動の最終回である今回は「活動報告会」です。3グループから、7月から実施してきた若者プロジェクトチーム活動を振り返りながら、企画事業実施までを報告しました。各グループの活動報告、アドバイザー・講師からの講評、市長からの総評をご紹介します。

地域の一員としての活動、お疲れさまでした

Aグループの活動報告「事業名:ほっこり☺ステーション」

 「ほっこり☺ステーション」という事業名のもと、地域の温かいつながりの場を目指し活動してきました。

「地域課題の把握」については、地域で活動する青少年相談員、子ども食堂の運営者、地域のネットワーク組織の地域づくり協議会の方々から活動状況や課題を取材し、現在はコロナ禍で思い通りに活動できずに、苦労していることや新しく地域に来た人とのコミュケーションを図る難しさ、若い人の力を必要としていることが分かりました。

「解決方法の検討・企画・立案」について、未来のあることや企画を通して地域に愛着がわいてほしいという思いから、対象者を「子ども」に絞り込み、子どもたちの支援になることを考えました。両国地区の協力をいただき、アンケートを実施した結果、半数の人が「外遊び」の必要性を感じていることが分かり、地域の人たちが交流を深められ、外遊びを交えた「クリスマス会」を実施しました。

「事業実施」については、両国地区の方を対象に参加者を募集し、令和3年12月4日(土曜日)、両国ふれあい館を会場に「クリスマス会」を実施しました。SⅮGs目標1「貧困をなくそう」、SⅮGs目標11「住み続けらえるまちづくりを」、SⅮGs目標16「平和と公正をすべての人に」を掲げ、コロナ禍だからこそ、地域に必要とされるつながりを学年が異なる友だちとの遊びを通じて見つけ、富里市や両国区が好きと思ってもらえるように、人との接触が少なく、知らなかった人とも仲良く遊ぶことができるクリスマスカードづくり、ダルマさんが転んだ、しっぽとり、ビンゴなどを実施しました。地域の方々などの協力があったことにより、よりよい成果を得ることができました。ありがとうございました。

「実施結果の成果」としては、地域のつながりを必要としている人がいることや地域とつながる場を必要としている人がいることが分りました。地縁の深め方としては「楽しむ」こと。子どもと保護者に限らず、地域の人と一緒に活動することで、楽しむとともに、地域とのつながりの場となりました。私たちと同様に、地域のつながりが薄いと思っている人がいることが分かりました。今後も、定期的にこのような場を提供し、地域の人たちが主催するまで実施し、このような活動を各地域に広げていければと思っています。

人と人とのつながりが温かい「ほっこり☺ステーション」

Bグループの活動報告「事業名:心理への叫びから交通安全啓発から」

「地域課題の把握」については、実際に現場に行きました。問題点に挙げたのは、「歩行者と運転者が互いに死角になって見通しが悪い」、「道路が狭く、歩道がないため、人と車との距離が狭く危ない」、「カーブミラーや一時停止線があるものの機能していない」の3つです。

「解決方法の検討・企画立案」については、アドバイザーの山田准教授から、心理学の4М理論、ステークホルダー、ナッジ理論の3つを教えていただき、人間の心理や行動特性を利用した効果的な注意看板を作成しました。

看板は親しみやすくするため「自転車に乗った子ども」になりました。採用したデザインでは、赤、黒、黄色にし、危険を知らせやすくしました。キャラクターの名前「安若富瓜」(やすわかとみか)は、若者の安全と富里の西瓜(すいか)から、名付けました。

「事業実施(1)看板作成」については、看板は廃材を再利用し、地元事業者から看板づくりのアドバイスをいただきました。作成の手順は、型に沿って板を切り、イラストをカーボン紙で写し、ペンキを塗って完成させました。

「事業実施(2)看板設置」については、実際に看板を設置した場所は、視界の悪く、子どもの通りが多い場所や一時停止線はあるものの機能していない2箇所に、交差点利用者の視界の妨げにならないように配慮した上で、設置しました。

この看板が運転者にも、歩行者にも、危険箇所と認識してもらい、将来的に富里市の「交通安全の象徴」になってくれたら、うれしいです。

いろいろな角度から考えられた交通安全啓発看板を作成

Cグループの活動報告「事業名:SDGsスクール in TOMISATO」

「地域課題の把握」については、地域で活動している防犯指導員の方や環境美化活動をしている市民活動団体の方から活動について学んでいく中で、「情報発信が不足している」という課題が見えてきました。この情報発信の不足は、人手不足が要因の一つでした。マインドマップを作成し、地域課題を分析する中で、SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」に対して、取り組むべきだと考えました。その中でも特に美化活動、不法投棄・ポイ捨て、防犯などが挙げられました。

「解決方法の検討・企画立案」については、私たちは、小さい頃から美化活動に興味を持って実行する大切さを学び、大人たちを巻き込むことで課題を克服できると考え、市内の小学校を対象にSⅮGsやまちづくりについて啓発活動を企画しました。また、啓発活動に加え、体験することで、SⅮGsについて楽しく五感を使って学ぶことができるワークショップを企画しました。この企画に参加してくださった子どもたちや保護者の方からも好評でした。

「事業実施」について、リーフレットの作成に当たっては、特に見やすさを重視し、文字だけではなく、写真を掲載することにより、第一印象が良く、読み手が積極的に学んでもらえるようにしました。校内放送については、リーフレットと関連付け、アドバイザーの横山理事のアドバイスにより、約3分程度で終了するようにし、言葉遣いにも気をつけました。

令和3年12月4日に、小学校3・4年生を対象に「SⅮGsスクール」を開催しました。当日は、6名の小学生とアドバイザーの並木先生に参加していただきました。「SⅮGsスクール」では、SⅮGsの17の目標についてフリップを交えて学習し、それを基に「SⅮGsすごろく」を実施しました。「SⅮGsすごろく」では、熱くなるクイズを交えて、みんなで協力して、話し合いながら、すごろくを進めていきました。

「実施結果から」は、「校内放送」を通じて、実際に取り組もうという意識を持ったという感想をいただきました。また、「SDGsスクール」では、すごろくやクイズを使って学習することで興味を持った、理解しやすかったという感想をいただきました。また、保護者の方からはSⅮGsについて知るきっかけとなり、子どもたちと一緒に何か取り組むことがあるのではないかという意識を持ったという感想をいただきました。企画を通して、小学生と保護者が一緒になってSⅮGsについて学ぶ場をつくることができ、ワークショップに関しては、メンバーも一緒になって楽しく学習する場になったと思います。

今後は、新型コロナウイルス感染症の影響でなかなか活動することはできない状況ではありますが、小学生を初めとした富里市の若者が、市のために行動できる一つの手助けができればいいのかなと思っています。

校内放送を使った斬新な啓発活動

アドバイザーの講評(抜粋)

順天堂大学山田准教授からは、Aグループの活動については、ここに行くと「ホッとする」、「安心する」というサードプレイスとして、地域に根付いていくと思う。Bグループの活動については、事業名の「心理への叫び」やグループ名の「心道(ロード)」など、コピーセンスがおしゃれに整っていた。交通啓発看板の設置した高さに一番感心した。運転者がちょっと警戒してしまう高さで、よく考えられていた。通常の交通啓発看板と異なり、デザインの子どもは笑顔で、守ってあげたくなるポジティブアプローチのデザインになっており、他との交通啓発看板とは異なり、ただならぬものができたのではないか、素晴らしかった。Cグループについては、ゲーミフィケーションという領域を取り入れていくと更にもっと楽しく学びを深めることができると思うとの講評をいただきました。

特定非営利活動法人環境パートナーシップちばの横山理事からは、Aグループについては、地域とのつながりを必要としている人がいるということが分かったという成果報告があったが、「ほっこり☺ステーション」の活動を通じて、皆さんが地域の人とこれからもつながっていくのでないかと思った。次の世代の高校生につながっていけばよいと思った。Bグループについては、アドバイザーの先生が熱心に講義をされており、若者たちがきちんと学ばれており、効果的な交通啓発看板ができて、本当に素晴らしいと思った。Cグループについては、校内放送での啓発について、言葉遣いに注意し、分かりやすい言葉で伝えるや、給食を食べてくつろいでいるので、長いと音楽のように聞こえてしまうので、3分間で伝えたらどうかと提案したら、実践していただきありがたいと思った。「SⅮGsスクール」では、発表の最後の言葉「ともに楽しく学習する」、自分たちが教えるのではなく、小学生とともに学習することが、原動力になると思った。これからも続けていただきたいとの講評をいただきました。

教員を目指す学生の指導をされている並木先生からは、Aグループについては、「ほっこり☺ステーション」という名前がいい。地域住民の人たちの居場所づくりを提供していることは大変素晴らしく、大事なことだと思う。この「ほっこり☺ステーション」は、第2、第3と富里市のいろいろな地区に広がっていく情報発信になったと思う。Bグループについては、子ども、若者の視線から地元の交通安全を見ていたことは非常に意義のあることだと思う。交通安全啓発看板も非常に有効かと思う。Cグループについては、一緒に活動させていただいたが、一人一人がSⅮGsに向かって自らの課題として考え、どう持続可能な社会づくりをしていったらよいかを真剣に考えてくれたと思った。「始めよう!SⅮGsな社会づくりは富里から」をスローガンに、皆さんには、小・中学生と大人、富里市とのSⅮGsの架け橋として、大いに今回得た力量を発揮していただきたいと思っているとの講評をいただきました。

順天堂大学准教授 山田泰行氏

特定非営利活動法人環境パートナーシップちば
理事 横山清美氏

並木 進氏

講師の講評(抜粋)

允治社代表泉氏からは、若者プロジェクトチームメンバーの皆さんは、学校生活があり、また部活があり、またその他にプライベートなことがある中で、こういう取組を続けられたことは、非常に大きな意義があると思う。この取組が一過性な取組ではなく、皆さんが第1期生となり、徐々に、徐々に後に続いていくようになることを切に願っている。

この若者プロジェクトの取組は「格好いい取組なんだ」ということを市もメンバーの皆さんも発信していくと、それに続く後輩の皆さんも、ぼくたちも、私たちもやってみようかなという流れができてくると思う。地域の皆さんのことを考えて、何か具体的に行動するということが、実は自分たちの人生にとってもプラスになるし、それがとても格好いいことなんだという価値観を大人が押し付けられるのではなく、メンバーの皆さんが発信し、体現していくことが、非常に持続可能な富里市をつくるための原動力になるのではないかと思う。

Aグループの活動は、非常に良い取組でした。人間は一人では生きてられない。孤独に陥ってしまいますとさまざまな困難を抱えてしまう。そうならないためにも「ほっこり☺ステーション事業」のようなものは非常に大きな意味を持っていると言える。始めるに当たって、アンケートを取ったりするなど、根拠ある論理的な仮説を構築して、実現に向けて試行錯誤することは非常に重要な経験だと思う。地域は人で成り立っているので、地域資源としての人のリスト化をしておくと、今後の発展にプラスになるかもしれない。

Bグループについては、根拠がある仮説に基づいて行動するということは、当然、科学的な知見に即して物事を考えるということです。心理や生理といったことを頭に入れながらどうすべきかを考えていくことが非常に重要です。富里は鉄道の駅がないと伺っている。特に自動車に関する交通安全は、非常に大きなまちの課題であると思う。今回、看板制作を通じて実際に動き出したが、これから更にこの取組を深めようとするのであれば、域内の交通事故が、従来は何件だったのが、看板設置したことにより、何件までに減少したという重要成果指標であるKPIを持ち込んで考えてみると良いかもしれない。

Cグループについては、上から押し付けるというよりも「楽しみながら学ぶ」ということが本当に大事です。私は聞いていて非常に良かったなと思ったのは、「親御さんとともに学ぶ」ということ。皆さんが20年後、30年後、社会の主役になっていくが、そのときに社会はどうなっているかというのは、皆さんのお父さん、お母さんがお仕事を通じて、持続可能な社会をつくるための努力をしてきたのかということに関わっている。皆さんのお父さん、お母さんがちゃんとしてくれないと、皆さんがいくらがんばっても、大変な状況は変わらない。「共に学ぶ」ということは非常に重要です。SDGsの基本理念は、「誰ひとり取り残さない世界をつくる」です。さまざまな理由で、さまざまな面から取り残されている人がまだ、まだ、たくさん世界にはいます。恐らく、この富里にもいるでしょうか。そういった人たちに自分たちは、どう手を差し伸べて、支えていけるか。教室で学ぶだけではなくて、実際に体験学習のような形で、そういった方たちを知り、実際に何ができるかを親子で考える。そういったようなことをしていくと、より、発展的になって、皆さんの人生経験にもプラスになっていくのではないかと思う。

富里市にとって大きな取組の第一歩となるはずです。この発展がどうか加速度を増して進めていかれることを心からお祈りしておりますとの講評をいただきました。

今後に向けたアドバイスもいただきました

市長の総評(抜粋)

何よりも各グループの成果として、これら全てが継続できる内容、そしてまた効果の広がりが期待できる内容であったと思っています。「ほっこり☺ステーション」、本当にこれが各地域でできたらどうなんだろう。交通啓発看板の「安若富瓜(やすわかとみか)」さん、これが富里市のイメージキャラクターで、どんどん声をかけてくれたらどうなっていくのだろう。SⅮGsスクールもコミュニティスクールとか、あるいはいろいろな方々がここに共通認識を持っていただいて、活動を起こしてくれたなら、子どもたちはどう変わっていくのだろうと、このように非常に私自身感動しています。

そして、必ず継続していく、継続できる、あるいは大きく育てあげられるように我々もしっかりと今日、活動報告を受けたものを今後もご支援させていただければと思っています。アドバイザーの方からいただきました、正に「始めよう、SⅮGs社会は富里から」これは皆さんが作り上げてくれたキャッチフレーズ、そして、皆さんからスタートしていく富里市の姿だと思っています。私としても、しっかりと皆さんとともに取り組まさせていただきます。

今後も若者プロジェクトチーム、来年も、そして再来年も継続していけるように、そして皆さんのお力をいつまでもいただけますようにお願いしたいと思います。皆さん、本当にありがとうございました。アドバイザーの方々、講師の皆様にも心から感謝を申し上げます。必ず、富里市はSⅮGsを柱にしっかりと前へ進んでまいります。

「始めよう!SⅮGsな社会づくりは富里から」

第15回 若者プロジェクトチーム活動

第15回の活動は、2月13日(日曜日)に開催し、活動報告書及び活動報告会の資料を作成しました。

活動に当たっては、新型コロナウイルス感染症対策として、検温、手指消毒、換気を行い、マスク及びフェイスシールドを併せて着用した上で、実施しました。

どの写真にするか、検討中

パソコンで資料づくり

オンライン参加のメンバーも交えて内容を検討

第14回 若者プロジェクトチームの活動(企画事業実施!)

第14回の活動は、12月4日(土曜日)に開催し、3グループが企画した事業を実施しました。

市長は、3つの会場を回り、若者プロジェクトチームの活躍を見守りました。


企画事業実施前、リーダーの掛け声で、気合を注入

市長は各事業実施の様子を視察

Aグループ 事業名【ほっこり☺ステーション】

Aグループは、両国ふれあい館で、午前中に会場準備を行い、午後1時30分から午後4時の日程で、両国区住民を対象とした「クリスマス会」を開催しました。 当日の参加申し込みも含め、21名(若者プロジェクトチームメンバー、事務局を除く)が参加しました。また、Aグループにアドバイスくださった千葉大学大学院人文科学研究院の清水教授も応援に駆け付けてくださいました。

両国区からボランティアで参加されました小野寺さんは、子ども向けの体操指導者とのことで、準備体操や外遊び、子どもたちをはじめ、保護者、若者プロジェクトチームメンバーも一緒になって楽しく広場を駆け回りました。また、市民活動団体「富里ふくろうプレーパーク」の高木代表もボランティアとして、参加してくださり、参加者と一緒に行動し、活動を見守っていただきました。参加者は、クリスマスカード作り、外遊び、ビンゴを楽しみ、両国ふれあい館は、参加者の笑顔であふれました。参加者アンケートを見ますと、全員が楽しかったと回答し、保護者の方も今後お手伝いいただくことは可能ですかの問いに対し、可能・都合がつけば可能と回答してくださった方もいらっしゃいました。今後の活動につながることに期待したい思います。

今回の「クリスマス会」の開催に当たり、両国区のご協力、市民の方、石田花園様、夢コーポレーション株式会社様からご支援をいただきました。ありがとうございました。

外遊び前に準備運動で笑顔いっぱい

大人も子どもも一緒に外遊び

自分で作ったクリスマスカードを持って記念撮影

Bグループ 事業名【心理への叫びから交通安全啓発から】

Bグループは、市内の交通事故多発地点の2箇所に、若者プロジェクトチームメンバーの作製した交通安全啓発看板を設置しました。看板設置作業中には、近くにお住まいの市民の方から、「何をしているのですか」と声を掛けられ、「事故が多い箇所なので、交通安全の啓発看板を設置しています。」と答えると、市民の方は、「ありがとうございます。」とおっしゃり、その場をあとにされました。

看板を設置した箇所は、一時停止の標識がある場所です。歩行者、自転車・自動車を運転される方々、ひとり、一人が交通安全を意識し、事故が発生しないことを願います。

今回、交通安全啓発看板を設置した2箇所のうち、1箇所は、セブン-イレブン富里七栄南店様にご協力をいただき、同店舗の敷地内に看板を設置させていただきました。ご協力、ありがとうございます。

作製した看板を設置する若者プロジェクトチームメンバー

設置完了!交通事故がなくなりますよう!

Cグループ 事業名【SDGsスクール in TOMISATO】

Cグループは、富里中央公民館を会場に、市内小学生3・4年生を対象とした「SDGsスクール」を開催しました。若者プロジェクトチームメンバーが、参加者受付から、講座の開会、進行、SDGsについての説明、SDGsすごろくの実施、閉会まで、一通りを成し遂げました。小学生向けの冊子を作成する際に、アドバイスをいただきました並木先生も、会場にお越しになり、参加児童とともに、「SDGsすごろく」に参加されました。

参加した小学生6名のアンケートを見ますと、全員がSDGsに興味を持ったと回答したほか、「すごろくにSDGsに関するクイズがあり、SDGsがとても分かりやすく、クラスのみんなにもSDGsについて教えてあげたい。」などの感想が寄せられました。

クイズの答えを考え中

楽しみながらSDGs目標について学びました

若者プロジェクトチームメンバーは、活動を積み重ね、事業を企画・実施し、やり遂げたという達成感を感じたようでした。

若者たちの「地域課題×SⅮGs企画」3事業に対する技術・資材・協賛品のご支援ありがとうございました

 7月24日(土)から活動をスタートした「若者プロジェクトチームによる目指せ!サスティナブル・コミュニティ」事業が、いよいよ、16名の若者プロジェクトチームメンバーにより、地域課題とSDGsを掛け合わせた3企画事業が決定しました。

 若者たちの以下の記載の企画事業を実現、実行するため、若者たちの取組に対し、技術・資材・協賛品をご支援していただきました企業、市民活動団体、個人の方々ありがとうございました。

Aグループ

  • 地域課題:コミュニティの希薄化 
  • 事業名:「ほっこり☺ステーション」
  •  事業内容:両国区のご協力をいただき、両国区の子どもから大人までが楽しめるクリスマス会を開催し、外遊び、レクリエーションやクリスマスカードづくりなどを予定しています。
  • 開催日時:令和3年12月4日(土曜日)午後1時30分から午後4時まで
  • 会場:両国ふれあい館(十倉1322番地3)
  • 対象者:両国区住民
  • 参加費:無料

Bグループ

  • 地域課題:歩道・道路が狭い、ガードレールが少ない
  • 事業名:「心理への叫びから交通安全啓発から」
  • 事業内容:交通事故多発地点に、歩行者やドライバーに心理学と人間工学に基づく注意喚起を促す交通安全啓発看板を作製、設置します。
  • 設置予定日:令和3年12月4日(土曜日)午前中
  • 設置場所:市内2箇所

Cグループ

  • 不法投棄・ポイ捨て、情報発信不足
  • 事業名:「SDGsスクール in TOMISATO」
  • 市内小学校生に、不法投棄・ポイ捨て、防犯、SDGs目標11に関する情報を校内放送で伝えていくほか、小学生と保護者向けにお便りを作成・配付します。
  • 放送・配付時期:令和3年11月中に実施予定
  • 講座開催日:令和3年12月4日(土曜日) 午前10時から正午
  • 会場:富里中央公民館3階創作室
  • 対象者:市内小学校3・4年生
  • 募集人数:15名
  • 参加費:無料

 


第13回 若者プロジェクトチーム活動

第13回の活動は、11月27日(土曜日)に開催し、企画書を基に準備を進めました。

Aグループは、会場となる「両国ふれあい館」を訪れ、当日の看板設置場所及び建物内のレイアウトなどを確認しました。また、飾り付けの準備を行いました。

Bグループは、交通安全啓発看板の色塗り作業を行い、看板を完成させました。

Cグループは、小学校で放送する原稿の作成と、録音を行いました。


かわいい飾り作り

折り紙で輪を作ります

看板にイラストを転写

転写したイラストに色を塗りました

録音前、各自廊下で、練習中

「SDGsすごろく」を実践し、説明方法を考えました

第12回 若者プロジェクトチームの活動

第12回の活動は、11月13日(土曜日)に開催し、前回と同様に、企画書を基に準備を進めました。

Aグループは、12月4日開催の「クリスマス会」の参加者が決まり、当日の流れの確認を行い、必要な物を再度確認したほか、「クリスマス会」終了後のアンケートの内容について話し合いました。また、今回、ご協力いただいている両国区を代表して、区長さんへの「招待状」を作成しました。

Bグループは、いよいよ、交通安全啓発看板の製作活動に入りました。看板の材料は、廃材をリサイクルすることに決めました。今回は、「看板を準備する」メンバーと「デザインを描く」メンバーに分かれて活動しました。看板はリサイクルのため、釘を抜くところから始まり、デザインができあがったら、デザインの型に合わせて、板を切り抜きました。型を抜いた後は、ヤスリをかけ、下地の白いペンキを刷毛で塗っていきました。若者プロジェクトチームメンバーからは、板を切り抜く作業の時は、手がしびれたことやヤスリかけが大変だったけど、すごく楽しく、みんなで協力しあって作業でき、次回からもこの調子でがんばっていきたいとコメントがありました。

今回、デザインの型を切り抜く作業に使用した器具は、前回アドバイスをいただきました「有限会社サダ・アート」さんが貸してくださいました。ご協力ありがとうございました。

Cグループは、冊子の各自の担当ページを仕上げました。また、12月4日(土曜日)に開催する「SDGsスクール」の内容について話し合い、小学校3・4年生を対象に「SDGsすごろく」を実施することになりました。参加者募集のチラシも作成しました。

参加者に楽しんでいただけるように準備を進めてます

両国区長さんへの招待状

初めての看板づくり

デザイン担当

パソコンを使用して冊子作成中

子どもたちに伝わるように作成中

第11回 若者プロジェクトチームの活動

第11回は、11月6日(土曜日)に開催し、Aグループは、企画書を基に準備を進め、Bグループは、交通安全啓発看板を製作するに当たり、市内で総合看板企画制作・デザインを行っている「有限会社サダ・アート」代表取締役鈴木優作氏からアドバイスをいただきました。また、看板を設置する場所を再度、確認しました。Cグループは、作成している小学生向けの冊子について、長年教職を務められ、現在、教職員を目指す学生の指導を行っている並木進氏からアドバイスをいただきました。

Aグループは、「クリスマス会」の参加者が楽しい時間を過ごせるように、明るい色合いで、会場入り口に飾る看板や室内飾りを作りました。久しぶりの折り紙工作も楽しかったようです。

Bグループは、(有)サダ・アートの鈴木代表から、看板作製及び設置の工程までの手順やポイントなどを丁寧に教えていただきました。若者プロジェクトチームメンバーからは、活動を重ねていく中で、みんなで創り上げることの楽しさを感じたなどの感想も聞かれました。

Cグループは、並木氏に事前にメンバーが作成した冊子を見ていただいた上で、パンフレットを作る目的やターゲットを明確にすることや、コンテンツやデザインなどを決めるという手順を示していただき、冊子が対象者に伝わるようにするためのアドバイスをいただきました。メンバーは掲載内容について、再検討したほか、再度スケジュールの確認を行いました。

並木氏から若者プロジェクトチームメンバーに、素晴らしい取組なので、使命感を持ってがんばっていただきたいとの励ましの言葉をいただきました。


ポスターづくりの風景

久しぶりの工作です

丁寧に説明してくださった鈴木代表 

看板を作る手順を教えていただきました

小学生に伝える方法をアドバイスしてくださる並木先生

再度、冊子を見直し

第10回 若者プロジェクトチームの活動

第10回の活動は、10月30日(土曜日)に開催し、企画書を基に準備を進めていました。

Aグループは、「クリスマス会」の室内外の装飾づくり、外遊びを含めたレクリエーションで必要な物の確認をしたり、当日の役割分担などを決めました。メンバーからは、準備を進めていくうちに、事業実施の実感が湧いてきたという感想が聞かれました。

Bグループは、グループ名について話し合いを行い、「心道(ロード)」とし、前回仮称であった企画事業名を「心理への叫びから交通安全啓発から」に決定しました。交通安全啓発看板のデザインについて、自転車に乗っているやんちゃな感じの子どもにして、「ふらつき」よりも「止まらない・飛び出す」が伝わるようにし、スピード感が出たものにすることや、ワンポイントでスイカを入れるなどの意見を出し合いました。グループ名が決まり、モチベーションが上がったとの感想も聞かれました。

Cグループは、前回に引き続き、冊子の内容を決めていくとともに、12月4日(土曜日)に実施する講座名を「SDGsスクール」と決めました。講座内容は、SDGsとは何か、自分たちに何ができるのかを考える「SDGsすごろく」です。会場や参加者の定員などを話し合いました。

メンバーで事業名を決定

材料はどうするか検討しました

講座名「SDGsスクール」に決定

第9回 若者プロジェクトチームの活動

第9回の活動は、10月23日(土曜日)に開催し、3つのグループともに、前回までに有識者からのアドバイスを基に、企画書を基に準備を進めていきました。

Aグループは、企画事業名「ほっこり☺ステーション」に決定し、12月4日(土曜日)に両国区住民を対象とした「クリスマス会」を開催することになりました。参加者募集チラシのデザインを考え、小学生でもわかる内容に工夫しながら、作成しました。完成した参加者募集のチラシは、両国区の協力をいただき、両国区に回覧させていただきました。メンバーからは、興味をもってもらうデザインを作る難しさを感じた、みんなで協力しながら活動する大切さを感じたなどの感想が聞かれました。

Bグループは、企画事業名「(仮)心理への叫びから交通啓発」に仮決定し、交通安全啓発看板を作製するとともに、市内2箇所に看板を設置することになりました。看板のデザインや形状について話し合ったほか、廃材などの活用して作製することを決定しました。

Cグループは、小学生向けに作成する冊子の内容やページの割振りなどを行いました。小学生にもわかりやすい言葉や表現を考えるのが大変であったとの感想が聞かれました。

メンバーで事業名を決定

材料はどうするか検討しました

小学生にもわかる表現を考え中

第8回 若者プロジェクトチームの活動

第8回の活動は、10月2日(土曜日)に開催し、AグループとBグループについては、前回に引き続き、千葉大学大学院人文科学研究院教授清水洋行氏、順天堂大学スポーツ健康科学部准教授山田泰行氏からアドバイスをいただきました。

Aグループは、活動場所となる両国ふれあい館に移動し、広さなどを確認した上で、活動内容について検討しました。今回の活動内容を検討するに当たり、両国区のご協力をいただき、「富里市若者プロジェクトチーム事業に係る両国地区住民アンケート」を実施させていただきました。アンケートの結果から、子どもたちに「外遊び」の機会が必要だと思っている方が多いことや体験学習のニーズも高いことが分かりました。このアンケート結果を基に、事業内容、対象者、募集方法などをについて話し合いました。清水教授からは、若者プロジェクトチームメンバーの具体的な役割がわかると良いということと、若者プロジェクトチームメンバーがやりたいことを大事にして、どういう方に応援していただければ実現するかなどを検討していくと良いとのアドバイスをいただきました。

このたび、お忙しいところ、アンケートにご協力いただきました両国地区の皆様、本当にありがとうございました。

Bグループは、前回の3つの理論を踏まえ、啓発物を設置する場所、啓発物のデザインについても色覚異常の方にも見えやすい色使いにすること、ドライバーの視野や歩行者の妨げにならないものにすることを決めたほか、啓発物の素材についても検討しました。山田准教授からは、前回のアドバイスした内容がしっかりと捉えられ上で、議論がされていた。デザインについては、これまでの話し合ってきたコンセプトを見返し、最適なものを決めるようにと、コメントとアドバイスをいただきました。

Cグループは、小学生を対象とした環境と防犯の啓発について、配付物の分量や小学校ごとの特徴などをまとめました。配付物の内容作成から環境学習会までの事業スケジュールを決めたほか、環境学習会の内容について、協議しました。担当職員からは、今日の活動で、基となる部分が決められた。スケジュール的には、タイトな部分があるが、みんなで協力し合い、お互いに足りない部分を補っていければ実現でき、富里の子どもたちへいろいろなことを伝えていくことができると思うとのコメントがありました。

移動前に打ち合わせ

山田准教授からアドバイスをいただきながらの活動

企画内容をメンバーで確認

第7回 若者プロジェクトチームの活動

第7回の活動は、9月25日(土曜日)に、BグループとCグループは午前中に、Aグループは午後に活動を行い、各グループともに、有識者からアドバイスをいただき、解決方法を再検討しました。

Aグループは、両国地区のご協力をいただき、両国ふれあい館での活動を企画しています。千葉大学大学院人文科学研究院教授清水洋行氏から、活動をしていく上で、「活動で大事にしたいことを決めること」、地域での活動においては、「社会性のある場にすることが大事である」とアドバイスをいただきました。Aグループは、清水教授のアドバイスを基に、活動で大事にしたいことを発表し合ったほか、事業内容や実施までのスケジュールを話し合いました。

Bグループは、通学路を使用している人を対象とした啓発物の制作を企画しています。心理学と人間工学がご専門の順天堂大学スポーツ健康科学部准教授山田泰行氏をお招きし、事故が起きる原因を人的要因以外で考えることも重要であること、Man(人的要因)、Machine(機械要因)、Media(環境要因)、Management(管理要因)の4М理論をはじめ、ステークホルダー(歩行者や運転手等)の調和をはかる人間工学SA理論、人間の行動特性を理解し、効果的な啓発物の提示方法を検討するナッジ理論の3つの理論を教えていただきました。また「どこに」、「何を」が重要になってくることや、文字を使用するのであれば、文字は短い方が伝わるなどのアドバイスをいただきました。Bグループは、山田准教授のアドバイスを基に、啓発方法を決定し、デザインについて話し合いました。

Cグループは、小学生を対象とした環境と防犯に関する啓発活動を企画しています。SⅮGsやESDの視点を意識し、環境活動の推進と充実を図るために活動されている特定非営利活動法人環境パートナーシップちばの横山清美理事にお越しいただき、小学生に何を伝えたらよいかを考えること、子どもたちに伝えるのであれば、伝わる言葉で、話す時間は3分程度にするのが良いこと、地域ごとに特色があるのではないかなどのアドバイスをいただきました。Cグループは、参加人数が少なかったため、横山理事のアドバイスを基に、次回決める内容を確認したほか、啓発の活動について話し合いました。


清水教授

アドバイスに耳を傾けるメンバー

山田准教授

初めて学ぶ心理学、人間工学

横山理事

対象者を考え、取組の内容を再検討

第6回 若者プロジェクトチームの活動

第6回の活動は、9月4日(土曜日)に開催し、解決方法をまとめて、グループごとに発表し、意見交換を行いました。その後、企画案について検討しました。

各グループの具体的な解決方法については、アドバイザーの意見を聞き、内容を再検討し、企画案として完成した際に、公表させていただきます。それまで、どのような企画案となるか、楽しみにお待ちください。

今回は、少しだけ、各グループの発表内容をご紹介します。

Aグループは、貧困と地域とのつながりの希薄化を課題とし、今まで市内で活動している市民活動団体への取材から、市内に2箇所しか子ども食堂がないこと、活動している方の高齢化や固定化が見え、後継者不足や若い人たちが地域活動に参加しずらい状況が要因にあるのではないかと考えました。そこで、地域の協力を得ながら実施する子どもを対象とした解決方法を発表しました。

Bグループは、道路環境整備について、整備するべき場所を整備できない現実、大きな整備が実施できないところは、カーブミラーやグリーンベルトなどの安全対策を実施している。しかしながら、運転者の油断や安全意識の問題や安全対策が多く行われていることにより、目立たなくなっているという課題がある。そこで、通学路を使用している人を対象とした解決方法を発表しました。

Cグループは、ポイ捨てなどの現状を知るとともに、取材を通じ、「子ども110番」、防犯指導員の方々が市内の安全を守っていることを知ることができた。市内で実施されている美化活動などがあまり知られていないのではないか、市民が活動を知るきっかけや時間がないのではないかなどの課題を挙げ、要因としては、情報の発信の仕方が十分ではなく、活動自体が身近に感じられないのではないかと考えました。そこで、小学生を対象とした解決方法を発表しました。

真剣にグループ発表を聞く若者プロジェクトチームメンバーたち

第5回 若者プロジェクトチームの活動

第5回の活動は、8月28日(土曜日)に開催し、第4回に引き続き、関連のある団体に取材や現地を視察したほか、課題解決に向けて話し合いました。

Aグループは、子どもたちの居場所づくりと食事を提供することを目的として活動されている「こども食堂・とみさと」の代表などを取材し、子ども食堂を立ち上げたきっかけや利用者の年齢層、困っていることなどをお聞きしました。取材後、市内3か所の区・自治会長さんに対する地域の集会所の活用方法などのアンケートの内容について話し合いました。

Bグループは、市内の事故多発箇所2箇所を現地調査しました。道路の形状、交通量、安全対策の状況などを確認しました。現地調査後、道路の形状や歩行者や運転者の事故防止意識について話し合いを行い、解決方法について検討しました。

Cグループは、市内の不法投棄・ポイ捨てが多い場所をインターネットを活用し確認しました。現地の状況から、木や草が生い茂っている場所などに多く捨てられている現状や、誰が捨てているのか、対策はどうしたら良いかなどを話し合いました。小さいころからの地域美化環境に対する意識づけが大切ではないかということで、小学校生と保護者に対する啓発活動について、検討しました。

Aグループ 子ども食堂の運営方法などを取材

現地を調査するBグループのメンバー

Cグループ 解決方法を検討

第4回 若者プロジェクトチームの活動

第4回の活動は、8月21日(土曜日)に開催し、第3回で話し合った内容に関連のある団体などを取材し、現状の把握を行い、取材した内容をまとめ、課題解決に向けて話し合いました。

Aグループは、青少年の健全育成などを行っている「富里市青少年相談員連絡協議会」から青少年相談員の活動内容や今後、地域の子どもたちと活動できることは何かなどをお話していただきました。また、地域のネットワーク組織である「富里小学校区連絡協議会」からは、新たに転入してきた方々とのコミュニケーションを図ることが難しいことや若い方々の力を必要としていることを伺いました。メンバーたちは、地域を拠点に子どもたちへの支援となることはできないかを話し合いました。

Bグループは、「富里市教育部学校教育課」から指定通学路や交通安全教育などを、また、「富里市都市建設部建設課」からは、道路の安全対策について、説明していただきました。メンバーからは、交通事故が多く発生している箇所や道路整備に掛かる費用などについて質問しました。取材した内容をまとめ、次回の活動内容について話し合いました。

Cグループは、日吉台に移動し、日吉台中央通りで緑化美化活動を行う「ひよしグリーンロード再生会」から活動内容や今後の取組などについて、説明をしていただき、実際に活動されている植樹マスを見せていただきました。その後、市役所に戻り、地域の見守りを行う「富里市防犯指導員連合会七栄支部」から、活動内容について説明を受けました。2つの団体の取組の内容をまとめ、どのような活動が必要なのかを話し合いました。

真剣に話を聞く若者プロジェクトチームメンバー

説明を聞き、現状把握する若者プロジェクトチームメンバー

日吉台中央通りの「緑化植栽活動」の取組を視察

熱心に、分かりやすく説明する防犯指導員の方々

若者プロジェクトチームのロゴマークが完成

若者プロジェクトチームメンバーにより、背景は水色に決まり、若者プロジェクトチームロゴが完成しました。

富里市を象徴する「スイカ」と「馬」、若者プロジェクトチームを示す「若」の文字、「カラフルな葉17枚」は、若者プロジェクトチームが取り組んでいる「SDGsの目標達成」と「多様化する地域課題の解決」を表しています。

今後は、このロゴマークを活用しながら、事業を展開していきます。

日本語表記と英語表記の2種類を作成

第3回 若者プロジェクトチームの活動

第3回の活動は、8月7日(土曜日)に、新たに2名のメンバー(大学生、高校生)を迎え、「協働のまちづくりの基本原則」、「自助・公助・共助」などについて学び、そのあと、課題分野別の3つのグループに分かれて活動しました。

3グループともに、SDGs目標11の「住み続けられるまちづくり」は、共通目標となっています。

Aグループは、「貧困」「教育」をテーマとして、そこに、「地域」を加え、コミュニティの希薄化や地域で活動している団体、また、子どもに焦点を当て、こども食堂や学習支援事業の現状について話し合いました。

Bグループは、最初は「ジェンダー」「環境」をテーマとしていましたが、自分たちが、通学で使用している道路について、「道路環境整備」によって、通学・通勤しやすくなり、「働きやすい環境」をつくり、「若者の流出」を防ぐことができるのではないかと話し合いました。

Cグループは、最初は「高齢者」をテーマとしていましたが、交通、コミュニティ、娯楽、治安、人口流出、美化など課題を挙げていき、地域環境課題を理解し、「美化及びボランティア活動」を実行。実施する活動を「情報発信」したらどうかと話し合いました。

Aグループの活動の様子

Aグループのリーダー「にちかさん」から活動内容を報告

Bグループの活動の様子

Bグループのリーダー「タイキさん」から活動内容を報告

Cグループの活動の様子

Cグループのリーダー「ホマレさん」から活動内容を報告

第2回 若者プロジェクトチームの活動・公開学習会「SⅮGs学習会」

第2回の活動は、7月31日(土曜日)に、SDGsを学ぶため、講師に允治社代表の泉 貴嗣氏を講師に迎え、「SDGs学習会」を開催しました。

一般の方々にも、SDGsを“自分ごと”として、考えていただくため、公開学習会としました。

泉先生は、「SDGsをきっかけに この街で暮らし続けるために 自分たちが行動すべきことを考える」をテーマにお話しされました。

例として、便利さを追いかけて、市外の大型ショッピングセンターに行くことにより、地域にある商店は利用者が少なくなり、商店はなくなってしまう。市外の大型ショッピングセンターが撤退してしまったら・・・。SDGs目標11(住み続けられるまちづくり)、SDGs目標12(つくる責任 つかう責任)

参加者からは、泉先生の講義は分かりやすく、今までSDGsは、大規模なものだと考えていたが、自分のこと、地域のことで考えることができることが分かったなどの声が多く聞かれました。

講義する泉先生

若者プロジェクトチームの会場

泉先生と若者プロジェクトチームメンバー

若者プロジェクトチーム代表の「いおりさん」から御礼の挨拶

若者プロジェクトチームの基本ロゴマークが決定

 若者プロジェクトチームメンバーに「若者プロジェクトの活気あふれる活動を表すデザイン」を募集したところ、若者プロジェクトチームメンバー14名からロゴマーク案が提出され、その力作揃いの作品の中から、「シュリさん」の作品が、若者プロジェクトチームメンバーの投票により、選ばれました。 このロゴマークを基本として、最終的なロゴを決めていきます。

「シュリさん」の描いた若者プロジェクトチームのロゴマーク

第1回 若者プロジェクトチームの活動

若者プロジェクトチームの活動が、令和3年7月24日(土曜)から始まりました。

若者プロジェクトチームメンバーは、市内在住、在学している中学生から大学生の14名でスタートしました。

第1回の活動は、地域の課題を把握することです。まちづくり協議会等の代表の方々から地域課題や活動団体としての課題について説明していただきました。また、若者プロジェクトチームメンバー一人、ひとりから、自分が感じている地域課題について、発表しました。

若者プロジェクトチームメンバーは、自分たちの考えていた以上に、地域課題が多いことに驚くとともに、地域課題の解決とSDGsの目標達成に向けて、気持ちが一層高まった様子でした。

参加者全員で、手遊びで、緊張をほぐしました

市長から委嘱状が交付されました

真剣に聞き入る若者プロジェクトチームメンバー

お問い合わせ

富里市役所 (法人番号1000020122335)総務部市民活動推進課

電話: (協働推進班/市民安全班) 0476-93-1117

ファクス: 0476-93-4123

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