旧岩崎久彌末廣農場別邸公園
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三菱三代社長岩崎久彌が晩年を過ごした旧岩崎家末廣別邸を含む庭園は、「旧岩崎久彌末廣農場別邸公園」として整備しており、四季折々の風景を楽しむことができます。
園内の新緑や季節の花々などと一緒に、富里の歴史を感じてみませんか?

ご利用案内
令和7年度旧岩崎久彌末廣農場別邸公園開園日カレンダー
開園時間 | 午前10時から午後4時(最終入場午後3時30分) |
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休園日 |
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入園料 | 無料(旧岩崎家末廣別邸は有料) |
所在地 | 富里市七栄650番地25 |
アクセス 京成成田駅 JR成田駅 | バス:京成成田駅中央口5番線発「七栄・根木名 経由 本城台団地・プロロジス 行」乗車、「末廣農場」バス停下車(所要時間20分)→徒歩2分 ※末廣農場を経由しない場合は「末広」バス停で下車してください(「末広」バス停から旧岩崎久彌末廣農場別邸公園まで徒歩10分) |
アクセス 富里インター | 高速出口右折→国道296道左折→七栄末広南左折 |
アクセス 酒々井インター | 富里方向直進→国道296道右折→七栄末広南右折 |
駐車場 | 有(満車の場合は隣接の観光・交流拠点施設「末廣農場」駐車場をご利用ください) |

公園内での禁止事項

貴重な文化財と自然環境保護のため、公園内での以下の行為はご遠慮ください。
- 喫煙をしない
- 柵の中に入らない
- 火気を使用しない
- 園内に自転車で乗り入れない
- ペットの同伴はしない(介助犬は除く)
- 飲食可能エリア以外では飲食をしない
- 園内に自生している植物の採取は「富里市都市公園条例第5条」により禁止されています。

公園の花ごよみ
園内では、一年を通じて多彩な花々が咲き、訪れた方々に四季の美しさを感じていただけます。その中でも代表的なものをご紹介します。
・植栽された樹木以外は園内に自生する野草であり、年毎に生える場所が異なる場合があります。
・開花期の中でも、見頃は年によって変化するため「旧岩崎久彌末廣農場別邸公園内の見ごろ情報」で詳細をご確認ください。

上:公園内の花の見ごろ表 ※イロハモミジは紅葉の見ごろになります
下:花の植付位置図


1.オトメツバキ
開花時期(見頃):12月上旬から4月下旬

2.ヤマザクラ
開花時期(見頃):4月中旬
本州、四国、九州、朝鮮半島に分布する野生種です。成木の成葉裏面が帯白色になる特徴があります。また、開花時期は1本1本異なり、花色もさまざまです。

3.ツツジ

シロリュウキュウ(白琉球)
開花時期(見頃):4月中旬
主庭造成時、久彌氏ゆかりの東京駒込「六義園」から移植されたと言われているツツジです。

オオムラサキ(大紫)
開花時期(見頃):4月下旬
主庭造成時、久彌氏ゆかりの東京駒込「六義園」から移植されたと言われているツツジです。樹齢は推定200年とされています。

ヤエキリシマ
開花時期(見頃):4月下旬
主庭造成時、久彌氏ゆかりの東京駒込「六義園」から移植されたと言われているツツジです。他のツツジよりも成長が遅く、小株ながらも樹齢は推定100年を超えています。

4.アジサイ
主屋周辺の園路沿いに植えてある紫陽花(アジサイ)は、東京都文京区にある「六義園(父の岩崎彌太郎が明治初期に購入した大名庭園で、久彌が新婚時代を過ごした場所)」に植えられている15種類の紫陽花のうち、13種類の枝を分けていただき、毎年、挿し木から苗木を育てて増やしてきたものです。また、「六義園」から紫陽花を分けていただいた理由には、リスク分散の意味もあり、「六義園」から要請があった場合には、本公園の紫陽花を提供することとしています。

ハナビ(花火)

開花時期(見頃):5月下旬から6月上旬
「隅田の花火」の名で流通することが多い品種です。「コガクウツギ」と「ヤマアジサイ」の自然交雑種で、元は横浜のとある民家の庭で育てられていたものです。一軒の民家から見つかったものを、株分けして増やし、今では安定して生産される人気品種となりました。

コウカンセツ(紅冠雪)
開花時期(見頃):6月上旬から6月下旬
コウカンセツは、島根県原産の「山紫陽花(ヤマアジサイ)」です。ガク咲きで、夏に新芽の先端の葉が雪をかぶったように白くなります。花後は、軸先の天葉周辺の葉が白く変化し、後に赤系色に変化する特徴があります。

シチダンカ(七段花)

開花時期(見頃):6月上旬から6月下旬
ヤマアジサイの変種で六甲山の特産種です。シーボルトの「日本植物誌」に採録されていましたが、その後は実際に見かけられることがなく、「幻の紫陽花」と呼ばれていました。しかし、1959年(昭和34年)に六甲山系内で再発見され、その実在が証明されました。装飾花が八重咲、各がく片が剣状に尖りきれいに重なって星状に見えるのが特徴で、色は薄青から淡紫色(土質により変化)になります。

アマチャ(甘茶)
開花時期(見頃):6月中旬から7月上旬
アマチャは、その葉から作られたお茶を釈迦の生誕を祝う「灌仏会(花祭り)」で使用することで有名な植物です。お茶は、花を咲かせずに大きく成長された葉を8月頃に摘み、天日干し、発酵させて作られます。ヤマアジサイの変種で、本州中部地方の林内に自生します。葉はアジサイに比べて薄く光沢がないのが特徴です。

ミヤマヤエムラサキ(深山八重紫)

開花時期(見頃):6月中旬から7月上旬
京都府北部の美山町「堀越峠」に自生しています。ヤマアジサイの一品種で、八重咲きの鮮やかな青紫色の花を咲かせます。酸性土壌では濃紫色に、中性土壌ではピンク色に色づきます。

ベニテマリ(紅手毬)

開花時期(見頃):6月中旬から7月上旬
ヤマアジサイの白花手毬咲きに似ています。咲き始めは白ですが、開花後紅色を帯びてくる特徴があります。

ジョウガサキ(城ケ崎)

開花時期(見頃):6月下旬から7月下旬
八重咲きのガクアジサイです。東伊豆の城ケ崎海岸で発見された自生種で多くの交配親となっている品種です。土質で花色の変化が楽しめるのも魅力で、酸性土壌の場合は青色、アルカリ性土壌ではピンク色になります。

クレナイヤマ(紅やま)

開花時期(見頃):6月下旬から7月中旬
中性花は丸弁で、白色から紅色を帯びます。両性花は青色で、弱アルカリ性土壌では枝葉まで赤色を帯びる特徴があります。

クレナイ(紅)

開花時期(見頃):6月下旬から7月中旬
咲き始めは白花で日がたつとともに真っ赤に変化します。土壌により色は変わりません。多少日が当たる場所で育てると花色が鮮やかに赤くなります。

クロジク(黒軸)

開花時期(見頃):6月下旬から7月下旬
クロジクは、古くから日本で愛されてきたガクアジサイの1品種です。実は枝が黒っぽい色になる品種はクロジクだけではありません。花はテマリ状にもなり、青色かピンク色です。一重と八重があり、大抵は黄緑から青色・ピンク色に変化します。

ベニガク(紅額)

開花時期(見頃):6月下旬から7月中旬
ヤマアジサイの1品種で、江戸時代の書物にも記載があり、古くから栽培されてきました。ガク片の先がやや劣り鋸歯になるのが特徴で、白色から日当たりで紅色に変化します。性質が
強いことから栽培は容易です。

ホンアジサイ(本紫陽花)

開花時期(見頃):6月下旬から7月下旬
単にアジサイともいう。日本原産のガクアジサイの栽培種で、花序のほとんどが装飾花からなる手毬咲き状のアジサイです。ホンアジサイが西洋に渡り、大輪の見事な花をつけるように品種改良されたものがセイヨウアジサイです。毒性があり、摂食すると中毒を起こすため注意が必要です。

タマアジサイ(玉紫陽花)
開花時期(見頃):7月下旬から8月下旬
東北地方南部及び関東地方南部に見られるアジサイの仲間です。山地の沢沿いや斜面に群生し、蕾が玉のように見えることからこの名が付けられました。花の後には球形の果実ができ、熟すと自然に裂けます。かつてはこの葉を葉煙草の代用としており、庭園に植えて鑑賞するものとは考えられていませんでした。

5.6.ユリ

5.スカシユリ

開花時期(見頃):6月中旬

6.ヤマユリ
開花時期(見頃):7月中旬から7月下旬

7.オミナエシ(女郎花)
開花時期(見頃):6月上旬から10月下旬

7.アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)
開花時期(見頃):6月上旬から9月下旬
英名「ブラックアイ・スーザン(黒い瞳のスーザン)」と言われ、かつての末廣別邸の敷地内に多数自生していました。久彌の三女(綾子)が摘み取ろうとしたら、「そのままにしておきなさい」と久彌が諭したという話が残されています。

8.イロハモミジ
紅葉時期(見頃):11月中旬から12月上旬
淡い日差しと湿り気のある土壌を好むため、東屋東側の緩斜面に多く自生しています。

9.アサガオ
開花時期(見頃):9月中旬

10.ヒマワリ
開花時期(見頃):8月上旬から9月下旬

10.マリーゴールド
開花時期(見頃):9月上旬から10月下旬

10.ソバ

開花時期(見頃):11月中旬

関連リンク
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富里市役所経済環境部商工観光課
電話: (商工振興班/観光推進班/観光施設班)0476-93-4942 (消費生活センター)0476-93-5348 ファクス: 0476-93-2101
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