【広島・長崎の原爆投下の黙とうサイレンについて】
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ご意見
戦争の経験者がいなくなっていく中、テレビなどで少々特番が組まれようとも、写真パネルの展示が行われようとも興味がない人は全く触れることなく過ごしてしまいます。8月の広島と長崎に原爆が投下された時間にサイレンを鳴らしてみてはどうでしょうか。

回答(2018年9月3日)
黙とうのサイレンにつきましては、以前、近隣住人から御意見をいただいた経緯があり、鳴らすことが難しい状況です。御希望に沿えず、申し訳ありません。しかし、御意見のとおり、戦争経験者から話を聞く機会が減ってきているのが現状です。市といたしましても、未来を担う子どもたちが、戦争や核兵器の恐ろしさを学び、平和の尊さについて考えることはとても重要なことだと考えています。 そのため、市では平和事業として、平成23年度から小学6年生から中学生を対象に「平和を考える作文コンクール」や、平成27年度から中学1年生を被爆地である長崎に派遣する「平和学習リーダー派遣事業」を実施しています。長崎派遣時は、実際に被爆体験者の講話を聞いたり、被爆遺構の見学をしたりします。また、平和祈念式典にも参列し、平和公園に各中学校で作成した千羽鶴を奉納しています。派遣後は各中学校で学んだことを発表します。
また、11月中旬には、作文コンクールの表彰式と平和学習リーダーの長崎訪問報告会の同日開催を予定しております。作文コンクールの上位入賞者の作文朗読や、平和学習リーダーが長崎で「見たこと、聞いたこと、平和のために私たちは何ができるか」などを発表し、平和について考える機会を設けます。
市民一人ひとりに、平和に対する関心をもってもらえるよう、今後も継続して平和事業を実施してまいります。
(担当:総務部秘書広報課秘書広報班)
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