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とみさとの歴史(近世)

  • [2022年8月22日]
  • ID:2389

江戸時代の富里はほとんど佐倉藩領に属し、日吉倉・久能・根木名・大和・新橋・中沢・立沢・高松・高野の各旧村については、1600年代の第2代将軍秀忠の時代まで記録を遡ることができる。日吉倉・久能・根木名・大和・新橋・中沢・立沢・高野の各新田は、享保年代の佐倉七牧の一つ内野牧の一部や柳沢牧の一部、高野牧の一部を開発することによって成立し、いずれも幕府直轄の天領であった。

中央部や東部に広がる原野は、内野牧・高野牧として馬が放牧され、毎年秋になると近隣の村人を使って馬を捕獲し販売していた。そのため、地元の大きな農家は「牧士」と称した士分の待遇が与えられ、馬の管理と捕獲を任されていた。

今でも富里工業団地の南に、高野牧の捕込跡が現存し、また内野牧の野馬土手の一部が、国道296号を七栄十字路から酒々井町方面へむかった道路の左右に見ることができる。

野馬牧場と捕込

野馬牧場と捕込

佐倉牧の牧士資料

佐倉牧の牧士資料
(県指定有形文化財)

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富里市役所 (法人番号1000020122335)教育部生涯学習課

電話: (中央公民館) 0476-92-1211 (社会教育班)0476-92-1211 (文化資源活用班) 0476-93-7641 (スポーツ振興班) 0476-92-1597

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