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あしあと

    今年はどのような年にしていきますか・令和8年・午年の始まりに当たり(令和8年1月7日)

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    メッセージ

    令和8年がスタートしました。
    今年は干支でいうと十二支の7番目、午年(うまどし)です。「うまどし」と聞くと小学生の皆さんは「馬」という漢字を思い浮かべる人が多いでしょう。中学生は「午」という漢字を使うことを、経験を通して多くの人が知っているでしょう。動物の「うま」の場合は、通常は「馬」の漢字を使いますが、「午」の漢字もよく目にする漢字です。どちらの漢字も小学校2年生の国語科で学習しますが、使う場面はずいぶん違いますね。動物の「うま」を表すときに、「午」の漢字を使うことはあまりありませんが、普段の生活の中ではよく使われています。

    今から150年以上前の江戸時代までは、時刻を表すのに十二支を用いていました。1日24時間を12に分け、夜中の0時から2時間ごとに、「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)…」とあてて時間を表していたのです。ですから、0時は「子の刻(こく)」、2時は「丑の刻」となります。そうなると、「午の刻」は昼の12時になりますね。皆さんもよく知っていることと思いますが、昼の12時ちょうどを「正午」と言いますよね。「正午」より前を「午前」、「正午」より後を「午後」というのも、干支の午が由来となっているのです。

    小学生の皆さんには少し難しい話になりますが、時刻だけでなく、方角も十二支で表されていました。北が「子」、東が「卯(う)」、南が「午」、西が「酉(とり)」になります。中学校で詳しく学習しますが、地図には縦の線と横の線が引かれています。縦の線を経線、横に引かれた線を緯線といいます。縦の線である経線は北極点と南極点を結んだ線で、「子午線(しごせん)」ともいわれます。つまり、北(子)と南(午)を結んだ線ということです。

    「午」の漢字は、「午前」「午後」くらいしか使わなかったという人が多いでしょう。なぜ「午」の漢字を使うのか考えたこともなかったという人も多いでしょう。しかし、「午」の文字は、「干支」「時間の一部を表す」「昼」「南」など、複数の意味を持つのです。

    さて、今回は干支にちなんで「午」を例にとってお話ししましたが、普段使い慣れた言葉や漢字、生活習慣や規則など、多くのことがらや物事の成り立ちに対し、当たり前すぎて疑問にも思わないことが多くあります。たとえば、皆さんが普通に使う、感謝を示す言葉「ありがとう」は、なぜこのような言い回しなのでしょう。考えたことはありますか。なぜこの言い回しになったのか、どういう意味を持つのかを知ることで、「ありがとう」を伝えるときに、今まで以上に心がこもるでしょう。

    すべての疑問を解決していくことは大変難しいことなのですが、当たり前のことだと思っていたことに対して、一度目を向けてみることも、自分の視野を広げていくことになると思います。こうした気持ちをもって新しい年を始めるのもよいと思いますよ。


    令和8年1月

    富里市教育委員会教育長 大澤 昌宏

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