あなたの地区の民生委員・児童委員

民生委員・児童委員は、民生委員法に基づき、厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。給与の支給はなく(無報酬)、ボランティアとして活動し、任期は3年です。
民生委員は、児童福祉法に定める児童委員も兼ねています。

民生委員・児童委員は、人格識見高く地域の実情に通じ、社会福祉の増進に熱意のある方など、民生委員法に定める要件を満たす方を地域から推薦していただいています。

自らも地域住民の一員として、それぞれが担当する地区において、さまざまな相談に応じ、行政をはじめ適切な支援やサービスへの「つなぎ役」を果たすほか、障害者や高齢者世帯の見守りや安否確認などの役割を果たしています。

主任児童委員は、民生委員・児童委員の中から指名され、厚生労働大臣より「主任児童委員」として委嘱されます。

子どもや子育てに関する支援を専門に担当し、民生委員・児童委員とともに子育て支援や児童の健全育成活動に取り組みます。

• 地域住民からの相談にのる
• 福祉制度などの情報提供
• 関係機関に連絡や取次ぎ
• 生活の支援(見守り)
• 災害時の要援護者としての支援体制づくり
• 生き生きサロンや子育てサロンなど居場所づくりの活動
• 地域福祉の推進
• 仲間同士の情報交換や研修

活動の様子は「民生委員・児童委員だより」をご覧ください。

民生委員・児童委員は、各地区から推薦され、候補者は、市の推薦会、県の推薦会を経て、厚生労働省に推薦され、厚生労働大臣より委嘱されます。特に必要な資格はありません。推薦に関する事柄は以下のとおりです。

◎年齢　
民生委員児童委員は原則75歳未満(新任は72歳未満)
主任児童委員は原則55歳未満(新任は地域の実情により65歳未満)

◎任期：3年
◎給与：支給なし
◎活動費：県市から支給あり

令和7年12月1日に、民生委員児童委員の一斉改選が行われ、新しく委嘱を受けた民生委員児童委員の方は60名です。
なお、お住いの担当民生委員へのご相談は、社会福祉課まで問い合わせてください。