教育長就任あいさつ(令和7年4月8日)
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就任あいさつ
令和7年4月1日付けで教育長に就任した大澤昌宏です。
微力ではありますが、本市の教育振興に努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。
就任に当たりまして、令和7年度の抱負を述べさせていただきます。
「子ども視点」「子ども起点」 社会情勢の変化とともに、子どもたちを取り巻く環境もまた大きく様変わりしています。地域の方々との交流や子ども同士の人間関係の構築の仕方、生活スタイルや将来への志向も多様化してきています。あわせて、さまざまな国の方との交流も増えてきており、本市もグローバル化の奔流に身を置いています。
そのような中、教育委員会では、本市行政経営の基本姿勢である「市民起点」を「子ども起点」と読み替えていく必要性を感じています。ここ数年来、「全ては子どもたちのために」「主役は子どもたち」「子どもたちの未来のために」といったワードを目に、そして耳にする機会が多くあります。これらはまさしく「子ども視点」の見方といえるでしょう。学校現場ではまさに「子ども視点」に立った教育活動が展開されていますが、そこから更に踏み込んだ「子ども起点」の要素を取り込んでいくことが、本市の子どもたちの安全安心な学校生活を担保する一助になると考えます。もちろん学校現場には指導者と児童生徒という関係上、「子ども視点」という見方がその中心をなしていますが、いじめ問題や不登校といった個人にかかわる大きな課題に対しては、完全に子どもの立場に身を置いて対応していく必要があると考えます。そのためには「子ども起点」が何より大切なことであると言えます。
「子ども視点」「子ども起点」を大切にしながら、学校教育では、「人をつなぐ」「学びをつなぐ」「文化をつなぐ」をキーワードにして、次代を担う人材の育成を推進してまいります。生涯学習においては、人生100年時代に対応すべく、学びの場、学び続ける機会の提供として、図書館や体育施設、公民館事業の充実と整備等に努め、ウエルビーイングの向上と継続に力を注いでまいります。
令和7年4月
富里市教育委員会教育長 大澤 昌宏
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