富里市は、令和6年2月末時点において、外国人比率が7.1%となっています。このことから、多文化共生のまちづくりの必要性を伝え、外国人市民と日本人市民が互いの文化を理解してもらうことを目的に、令和6年3月23日(土曜)に、インターナショナルデイスリランカ体験編と日本体験編を開催しました。
スリランカ体験編では、初めに、富里市に住んでいる外国人数や、国籍を紹介するなど、本市の状況を説明しました。
その後、スリランカ国籍の講師から、スリランカでは時間に関係なく、「アーユーボーワン」と手を胸の前で合掌しながら挨拶をすることを伝え、挨拶の練習をしました。
他にも、スリランカの民族衣装「サリー」や、カリー&ライスの食べ方を紹介し、スリランカの文化・習慣を知る機会を提供しました。
ワークショップの作業では、自分の名前をシンハラ語で書く練習をし、エコバッグに練習したシンハラ語を書いて、オリジナルバッグを作成しました。また、シンハラ語の自己紹介にも挑戦していただきました。
参加者からは、「スリランカの言葉だけでなく、文化についても楽しく学ぶことができた」という意見や、「スリランカに行ってみたい」という意見が寄せられました。
シンハラ語の書き方を学ぶ参加者の皆さん
自分の名前をエコバッグにシンハラ語で書いている様子
日本体験編は、雨天のため旧岩崎家末廣別邸内にて開催しました。
琴の演奏は今井さんと吉田さんに御協力をいただき、茶道体験は「あおいの会」の皆さんに御協力をいただきました。
琴の美しい音色を聴きながらの茶道体験は、日本の文化を象徴する体験になったと思います。
参加者からは、「日本の文化の素敵さを味わうことができた」という意見や、「とても癒される時間を過ごすことができた」という意見が寄せられました。
初めての日本文化体験
インターナショナルデイスリランカ体験編・日本体験編を通して、多文化共生について考える機会にしていただけたらと思います。
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