阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などでは、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしたりしました。大地震が発生した時には、「家具は必ず倒れるもの」と考えて、防災対策を講じておく必要があります。
床側をストッパーなどで固定し、天井側はポール式器具で固定。ポール式器具はタンスの奥の方(壁側)で、天井や家具の硬いところに取り付ける。上下にわかれている家具は連結しておく。
L字型金具やワイヤーなどで壁に固定し、開き戸には開かないように留め金を付ける。ガラスにはガラス飛散防止フィルムを貼る。
L字型金具やワイヤーなどで壁に固定し、重い本は下の段に。本棚の端の硬い部分にひもやベルトなどを取り付けて、本が飛び出さないようにしておく。
粘着マットを敷いて転倒を防ぐとともに、機器の裏側をワイヤーなどで壁やテレビボードに固定する。
裏側をワイヤーなどで壁に固定する。
強化ガラスに替えたり、飛散防止フィルムを貼ったりする。カーテンを閉めておくことでも室内への飛散防止に効果があります。また、割れたガラスが飛散した部屋でも安全に歩けるように、スリッパなどを近くに置いておく。
家具転倒防止器具を使った方法以外にも、ストッパー式の替わりに新聞紙をたたんだもので家具を壁側に傾斜させる方法や、家具と天井の隙間を段ボールなどでつめることも効果的です。
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