第2期・富里市まち・ひと・しごと創生総合戦略

日本における急速な少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくため平成26年12月にまち・ひと・しごと創生法が制定されたことから、本市においても国及び千葉県が策定するまち・ひと・しごと創生総合戦略を踏まえ、本市の持つ地域特性を活かし、『しごと』と『ひと』の好循環を生み出し『まち』の活性化につなげるため、平成27年10月28日に「富里市人口ビジョン」及び「富里市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。

この度、第2期富里市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定においては、市の最上位計画である総合計画の重点プランを総合戦略として位置づけ、一体的な構成としました。

策定に当たっては、『市民意識調査』や『まちづくり市民会議』、『富里高校アンケート』などを実施し、また、富里市議会やまち・ひと・しごと創生有識者懇談会など、さまざまな方からご意見をいただきました。

今後は、本市の将来像「心ひとつに未来に向かって飛び立つ躍動のとみさと」を目指し、各種施策を推進し少子高齢化や人口減少問題を克服し、まちの活性化に向け取り組んでいきます。

国では、「全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会」を目指す「デジタル田園都市国家構想」(以下「構想」という。)の実現に向け、デジタル技術の活用によって、地域の個性を生かしながら地方の社会課題解決や魅力向上の取組を加速化・深化することとしています。

構想の実現を図るため、国においては、令和5年度を初年度とする5か年の「デジタル田園都市国家構想総合戦略」(以下「デジ田総合戦略」という。)を策定し、令和4年12月23日に閣議決定されました。

この度、国のデジ田総合戦略の策定に伴い「第2期富里市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(以下「総合戦略」という。)についても、国のデジ田総合戦略の趣旨に鑑みつつ、本市総合計画との整合を図るとともに、後期基本計画と総合戦略の関係性や計画期間を見据えた対応とするため、現行の計画の目標などは継承し、DX(デジタル・トランスフォーメーション)等の視点を反映させるなど、令和6年度改訂版として部分的な改訂を行いました。