鉄道駅のない本市において、充実した市民生活における移動手段を確保するため、市民ニーズにきめ細やかに対応するための、本市では初めての「富里市地域公共交通計画」を策定しました。

• 鉄道駅のない本市では、自動車利用が進んでいます。市民ニーズ調査で「免許返納したいけど移動できる足がなくなるから返納できない」という声が多く寄せられています。
• 人口減少や高齢化が進む中で、持続可能な交通施策を実現するためには、行政主体による環境づくりだけではなく、地域や市民、事業者などそれぞれの立場で相互に連携し、一体となって環境づくりを行うことが重要です。
• 市民起点に立ち、子どもから高齢者まで、すべての市民が安全で安心する豊かな生活を送ることができるよう、市民と行政がさまざまな場面で手を携え、民間の活力を活用しながら「住みよいまち、富里」の実現に向けて「暮らしを守り、みんなで支え、未来へとつなぐ持続可能な交通体系」を、将来像として掲げました。

12の柱を基に、地域特性や交通特性を踏まえた、市民の移動ニーズにきめ細やかに対応できる地域交通を目指して、着実な推進を図り、「子どもから高齢者まですべての市民」が利用しやすく「高齢者に優しい」地域交通を目指してまいります。