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郷土資料展示室の展示替えのお知らせ

  • [2023年5月10日]
  • ID:12555

郷土資料展示室の展示物のご紹介

郷土資料展示室では富里の歴史に関する資料を展示しています。

郷土資料展示室で刀・掛軸・護符の展示替えを行いました。

場所:とみらいテラス(富里市立図書館2階)

展示資料の写真【刀】

上:脇差・銘・陸奥守包保
下:刀・銘・(菊紋)丹波守吉道

上:脇差・無銘
下:刀・兼元

作者

  • 陸奥守包保」は鏡に映したような逆文字で銘を切っています。これは刀工が左利きであったためといわれています。
  • 丹波守」は初代吉道は京五鍛冶と称された刀工の一人。京丹波守と大坂丹波守の2系統があり、独特の刃紋が特徴的です。
  • 「脇差無銘」は剣に龍が巻き付いた「倶利伽羅(くりから)」の刀身彫刻が施されています。

展示資料の写真【掛軸】

展示風景

作者

今回は3幅の掛軸を展示しました。

左から椿椿山「有節秋竹竿」、鎌田栄吉「戯去戯来自有真」、谷文晁「至聖遺像図」
  • 「有節秋竹竿」は花鳥図で定評のある椿椿山による竹の図で、細く、すっきり伸びた細竹と重なり合う笹葉を墨の濃淡で表現している。そよぐ風に葉擦れの音さえ聞こえてくるようです。
  • 「戯去戯来自有真」は明治時代の政治家、鎌田栄一による書で人間の儚さを謳ったものです。
  • 「至聖遺像図」は谷文晁による聖人像です(なお、こちらの資料は5月28日までの展示となります)。

展示資料の写真【護符】

展示風景

護符

この護符は市内高野地区の鈴木やゑ家の天井裏から見つかったもので、享和三(1803)年頃から昭和30年代頃までの約160年間にわたる木札や紙札類で、調査の結果4,492点が確認されました。

その中でも今回は、「成田不動」の名で知られた新勝寺の護符を取り上げ、展示しました。

お札の形も大型の木札から、紙札を木枠に入れたもの、小型の守護札などが配布されていたことが分かります。この他にも、さまざまな祈願が記されているのに注目してみてはいかがでしょうか。

今後の展示予定

  • 『掛軸』は、2か月に1度
  • 『民俗資料』は、6か月に1度
  • 『刀剣』は、3か月に1度

展示の入れ替えを予定しています。
なお、資料の状態によっては展示期間が短くなる場合もありますので、ご了承ください。

展示風景

刀剣展示準備

掛軸展示風景

お問い合わせ

富里市役所 (法人番号1000020122335)教育部生涯学習課

電話: (中央公民館) 0476-92-1211 (社会教育班)0476-92-1211 (文化資源活用班) 0476-93-7641 (スポーツ振興班) 0476-92-1597

ファクス: (中央公民館/社会教育班/文化資源活用班) 0476-91-1020 (スポーツ振興班) 0476-93-9640

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