「電話de詐欺(振り込み詐欺)」にご注意ください!
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「電話de詐欺(振り込め詐欺)」について
「電話de詐欺(振り込め詐欺)」とは、「電話その他の通信手段を用いることにより、対面することなく、面識のない不特定の者をだまし、架空または他人名義の口座に現金を振り込ませたり、現金を準備させて受け取りに来たりする手口の詐欺」を言い、「オレオレ詐欺」、「架空請求詐欺」、「融資保証金詐欺」、「還付金等詐欺」はその代表的なものです。
また、このほかにも、「金融商品取引名目」、「ギャンブル必勝法情報提供名目」、「異性との交際あっせん名目」等さまざまな手口があります。

「電話de詐欺(振り込め詐欺)」の騙しのテクニック
- 事前に身内を名乗り「携帯電話の番号が変わったから控えておいて」等と連絡しておき電話話番号を控えさせ、騙しの電話をするときの警戒感を払拭させる。
- あらかじめ、「風邪をひいて声が変だと思うけど・・。」と言っておき、相手に疑問を抱かせない。
- 複数の人が登場する劇団型で、もっともらしく話を展開する。身内を装う者・警察官や弁護士を装う者・痴漢の被害者の身内や交通事故の当事者を装い、被害を受けたと主張する者など、役割を分担し、人を不安に陥れるようにもっともらしくストーリーが展開され、また、タイミングよく相手が電話を変わるので、そのペースに巻き込まれてしまい、冷静に考える余裕をなくして、オレオレ詐欺の手口を知っている人でもだまされてしまうのです。
- 銀行等の閉店間際に振り込みを要求してきて、「時間がない。」と言って急がせる。
- 銀行の振り込みだけでなくバイク便業者や直接代理人を自宅に向かわせ、現金を手渡しさせたり、定形小包郵便物(通称「エクスパック500」)による送付等の受け渡し方法を指定してくる場合もあります。
千葉県警のホームページでは、実際にかかってきた電話のやりとりを聞くことができます。

被害にあわないために
あらかじめうその携帯電話番号を電話で伝えて、後日その電話番号にかけさせ信用させる悪質巧妙な手口が増えています。
- 「携帯電話の番号が変わったから控えておいてよ。」と言われたときは、元の電話番号にかけ直すようにしましょう。
- 元の電話がつながらない、連絡先がわからないなどで、連絡が取れない場合には、すぐに警察に相談してください。
「私は大丈夫!」と思っていても、実際にこんな電話がかかってきたら、誰だって動揺してしまいます。犯人は、この心の動揺につけ込んできます。日頃から手口を理解し、心の準備をしておきましょう。

心得
- 家族を名乗る人から事例のような内容の電話があったときは、一人で対応せず、まずは誰かに相談しましょう。
- 電話相手が家族かどうか判断するための家族でしか知りえない「合言葉」を決めておくのもひとつの方法です。
- 一日にATMで手続きできる金額を引き下げる「利用限度額の引き下げ」をしておくことで、万が一被害に遭った時、被害額を最小限にすることができます。手続きは金融機関に問い合わせてください。

被害にあったとき・被害が疑われるときには
すぐに警察へ連絡してください。
振り込んだ先の金融機関へも連絡してください。
※振り込んだ口座に一定の残高が有る場合、振り込め詐欺救済法に基づいた被害回復分配金の支払いを受けられる場合があります。

相談先
- 成田警察署 0476-27-0110
- 富里市消費生活センター 0476-93-5348
お問い合わせ
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