麻しん風しん混合ワクチン
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1歳のお誕生日を過ぎたら早めに接種を!
- 麻しんと風しんの混合ワクチンです。
- 1歳のお誕生日を過ぎたら、体調がいい時に早めに接種してください。

接種期間
- 1期:生後12月から24月に至るまで(生後1歳以上から2歳未満)
- 2期:小学校就学前の1年間(年長児にあたる学年の4月1日から3月31日まで)

接種回数
- 1期:1回
- 2期:1回

予診票再交付
- 予防接種を受けるには、市が発行する予診票が必要となります。
- 予診票をお持ちでない方は、健康推進課(保健センター)まで母子手帳を持参しお越しください。

麻しんとは
- 麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。
- 麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。また、麻しんウイルスは、ヒトからヒトへ感染すると言われています。
- 感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2から3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1000人に1人と言われています。
- 近年はワクチンの2回接種が行われ、麻しんに感染する方の人数は減っています。

風しんとは
- 風しんは、急性ウイルス性発疹症です。潜伏期は2から3週間、紅色斑丘疹、発熱、頸部リンパ節腫脹などがみられます。眼球結膜の軽度の充血や口蓋粘膜の出血斑、肝機能障害がみられることもあります。年長児や成人では関節炎が出る頻度が高いです。予後は一般的には、良好ですが、血小板減少性紫斑病や脳炎、溶血性貧血がみられることがあります。
- また、妊娠初期に風しんウイルスに感染すると、胎児に感染し先天性風しん症候群(難聴、先天性心疾患、白内障及び網膜症等)が高い確率で発生する可能性があります。

副反応
- 接種直後から翌日にかけて、発熱、発しん、かゆみなどがあらわれることがありますが、そのほとんどは一過性です。
- また、接種後5から14日ぐらいに、発熱、発しん、頸部等のリンパ節の腫れ、関節痛など、麻しんや風しんにかかった様な症状がでることがあります。これは、麻しんウイルスの性質で、発熱は通常1から2日で治まります。機嫌や食欲などの様子も合わせてみていただき、普段と様子が違うときは医師の診察を受けてください。
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