長い夏休みも終わり、子どもたちは夏休みの中で、さまざまな経験をしてたくさんの想い出を作ったことと思います。
そして、一回り大きく成長し、元気よく登校してきたことでしょう。

さて、夏休み前にも触れましたが、生活習慣の乱れはなかったでしょうか。また「早寝・早起き・朝ごはん」は徹底できたのでしょうか。
最も大事なこととして、子どもたちの心が不安定になってはいないでしょうか。学校でも、御家庭でも子どもたちをしっかりと見守ってほしいと思っております。

9月10日から16日まで、自殺予防週間です。全国でこの時期が子どもの自殺が一番多いとのことであり、8月29日の文部科学大臣の記者会見でも、「悩みや不安を抱えていても一人で抱えることなく、身近な人への相談やSNS相談窓口があるので活用してほしい」との発言がありました。

学校が始まることにより、子どもたちは不安を抱き、体調不良や宿題などが気になったりするとのことです。学校はもちろんのこと、御家庭でも保護者の皆様には、子どもたちに寄り添って、話を聞いていただけたらと思っております。

これから体育祭・校外学習・修学旅行など多くの行事が組まれております。健康でなければ楽しみも半減してしまうでしょう。保護者の皆様には子どもたちの体調管理に留意され、子どもたちには心身ともに健康で有意義な日々を送ってほしいと願っております。

令和5年9月

富里市教育委員会教育長　吉野光好