成田市との合併につきましては、平成20年度に、本市、栄町、神崎町、多古町及び芝山町から成田市に合併協議を申し入れ、成田市より応じられないとの回答があり実現しなかった経緯があります。以上の結果から、本市としましては、行財政改革の着実な推進と健全な行財政運営の確保に努めるとともに、成田空港周辺自治体との連携を図り、総合的、計画的にまちづくりを進めていくため、平成22年12月に、平成32年度までの10年間を計画期間とする総合計画を策定したところです。人口の減少につきましては、国全体において平成20年から減少傾向にあり、今後も加速度的に進む懸念から、本市では、平成27年10月に、平成72年までの45年間を対象期間とし、今後目指すべき将来の方向性と人口を示すものとしまして、富里市人口ビジョン(人口動向分析)を策定しました。また、この人口減少傾向をこれまでの成長社会から成熟社会への転換として捉え、本市の持つ地域特性を活かし、「しごと」と「ひと」の好循環を生み出し「まち」の活性化につなげるため、富里市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定したところです。つきましては、総合計画の下、基本計画や実施計画及び総合戦略の推進を図り、基礎自治体として自立的発展を目指し取り組んでいくものです。

(担当　総務部企画課企画統計班)