平成21年9月25日(金曜)、午後7時より、第4回目の「富里市まちづくり市民会議」が開催されました。
座長あいさつ
これまで検討してきた内容を、発表用のシート(模造紙)に整理しました。
関谷昇・千葉大学准教授
産業の自立ということがありましたが、富里市として地産地消を考える場合、どのような可能性があるのかをもう少し掘り下げて議論されても良いと思います。
農業文化という事もありましたが、女性が主役というお話しもあり、そこから更に掘り下げていけるのではないかと思いました。香取市の「佐原おかみさん会」が「おもてなし」をキーワードとして、多くの人に来ていただき、交流が持てるまちづくりをしているそうです。
農業というところから、富里としての可能性はどういうものがあるのか、いろいろな市民としてのアイデアを掘り下げて行けば面白いと思います。
広い意味での福祉というものが、暮らしのベースにあるのだと思いました。
福祉というものを暮らしのベースに置くと考えた場合に、産業にしても、あらゆることを福祉をベースに考えてみる。また、福祉のどこに力点を置くか、他人に優しい、弱者に優しい、そのような切り口で考えてみる。そこに広がりがあると思います。
健康づくりのお話がありましたが、今後65歳以上の人口が増えます。「健康づくり」が同時に「生きがいづくり」になり、「生きがいづくり」が同時に「子育て支援」につながる。そのようなアイデアの広がりがあればと思います。
行政がすべきことと市民ができることを分けて検討されていることは良いことです。
分野を超えて、それぞれのテーマに捉われず、一石二鳥、一石三鳥などのアイデアをさらに検討されてはいかがでしょう。
最後に、まちづくり・くらしづくりを市民ベースに盛り上げて行く場合に重要になるのが「求心力」です。例えば、我孫子市は手賀沼を一つの求心力とし、山武市では杉としています。
富里市の場合、求心力は何かを考えていただくと、また別の角度からアイデアが出てくると思います。
※次回は、平成21年10月27日(火曜)午後7時より、富里市役所分庁舎2階大会議室にて開催
富里市役所 (法人番号1000020122335)企画財政部経営戦略課
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