1月22日、ラディソンホテル成田を会場に、「安心な消費生活のためのシンポジウムin富里」が開催されました。
このシンポジウムは、悪質商法などの消費者被害の無い富里市にするためにどのようなことを行えばよいか、市と県内の消費者行政の推進のため活動している団体「消費者行政充実ネットちば」の主催で、市民のみなさんと市が一緒に考えることを目的に開催されました。
当日は1部と2部で構成され、約100人の参加者が、発表者の発言に熱心に耳を傾けていました。
第1部は、消費者問題に詳しい弁護士の拝市徳彦さん(消費者行政充実ネットちば事務局長)による、全国的な消費者被害の実情と消費者行政の重要性についての講演からスタート。
続いて、県や市の消費者行政の概要、市内の消費者被害の実情の報告がありました。
添付ファイル
第2部では、「一緒に考えよう!消費者被害のない富里市」をテーマに、地域で活躍する次のみなさんがパネリストとして登壇。それぞれの活動内容とその中で実際にあった消費者被害の報告、消費者被害をなくすためにどのような活動をすべきか、議論しました。 参加いただいたパネリストのみなさん
また、熱心な取り組みとして市防犯指導員が平成21年度に市内金融機関等で成田警察署と共に「振込め詐欺抑止キャンペーン」を実施したこと、また現在準備中の成田警察者と連携し地域の高齢者宅へ振込め詐欺の注意を呼びかける電話をかける事業の紹介もありました。更に参加者から防犯指導員、区長、民生委員などの各団体と市のネットワークつくりを早期にしてほしいとご意見もいただきました。
弁護士(消費者行政充実ネットちば事務局長)拝市徳彦さん
市社会福祉協議会介護ヘルパー 永堀清子さん
市区長会長 髙澤忠彦さん
市民生委員・児童委員協議会長 宮川朱実さん
市教育委員長 河田厚子さん
市消費生活相談員 脇田みどりさん
シンポジウムで挙げられた要望や提案は「提言」としてまとめられ、中野善敦さん(市消費者行政推進シンポジウム実行委員長、写真左)から相川市長へ提出されました。
市では、この提言を真摯に受け止め、今後の消費生活センター事業などに生かしていきます。
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富里市役所 (法人番号1000020122335)経済環境部商工観光課
電話: (商工振興班/観光振興班)0476-93-4942 (消費生活センター)0476-93-5348
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