ページの先頭です

宝篋印塔

[2013年4月18日]

市指定有形文化財【美術工芸品】

宝篋印塔(ほうきょういんとう)

【写真】宝篋印塔

富里市中沢593

国道409号線を八街市に向かい、富里第一小学校前の坂を下りきった所の信号を左折し、200メートル程進んだ左側の高台に、曹洞宗のお寺「稲荷山昌福寺(いなりさんしょうふくじ)」が見えてきます。このお寺の境内の片隅に、「宝篋印塔」がまつられています。

宝篋印塔は、平安時代中期に中国から伝わった「呉越王銭弘俶(ごえつおうせんこうしゅく)」の金銅塔に源流を持つと言われているもので、金属・木・泥・石製のものがあります。

宝篋印塔の名は、塔中に「宝篋印陀羅尼(だらに)経」を収めたことからつけられたもので、「五輪塔」と呼ばれる塔とともに、中世石塔の主流として盛んに造立されました。

ここにある宝篋印塔は、新橋字東長作(にっぱしあざひがしながさく)の畑から出土したもので、基礎部に応永33年(西暦1426年)の銘が刻まれており、富里市出土の中世遺物としては、唯一年号の確認できる資料です。

この塔は、高さ80cmの小型のもので、反花(かえりばな)の一部を欠くものの、均整のとれた美しい形をしていて、富里市の中世仏教思想を物語る貴重な財産といえます。

また、富里市内の中世の石造物は、ほとんどのものが原型をとどめていませんが、この宝篋印塔は原形をとどめた数少ない中世の石造物です。

お問い合わせ

富里市教育委員会生涯学習課

電話: (中央公民館) 0476-92-1211 (社会教育班)0476-93-7641 (文化資源活用室) 0476-93-7641 (スポーツ振興室) 0476-92-1597

ファクス: (中央公民館/社会教育班/文化資源活用室) 0476-91-1020 (スポーツ振興室) 0476-93-9640

お問い合わせフォーム


ページの先頭へ